【UFOテクノロジーは軍事機密】〈ダルシー地下基地の正体〉ポール・ベネウィッツ博士の先駆的な調査報告

2000人のエイリアンが居住するといわれる極秘地下施設ダルシー】

 ダルシー秘密地下基地伝説の発端は、ニューメキシコ州アルバカーキに近いマンザノ山地一帯でコヨーテなどの仕業ではない異常なキャトルミューティレーション(家畜解体)事件が相次いで発生した1970年代中頃にまで遡る。
 地元の実業家でエレクトロニクス専門家のポール・ベネウィッツ博士が、この怪現象の原因を当時とみに増えていた夜間のUFO目撃と結びつけ、カメラと電子機器でUFOの活動を観察、監視して証拠となる写真や動画を集積しはじめた。
 その結果、監視対象のUFO乗員(エイリアン)が「どこかの基地と交信する」と本人が信じる音声、映像を傍受するようになった。
 エイリアンたちは、全員が同一の種族ではなく、複数の種族から構成されているらしいとわかった。
 ベネウィッツ博士は、UFOと交信する電波の発信源を「追跡調査」した結果、どうやらアルバカーキ北方約235㎞、コロラド州境に近いダルシー付近、広大なジカリラ・アパッチ族居留地内の「アーチュレッタ・メサ」(アルチラータ・メサ)という台地の地下深くにエイリアンのUFO基地があることを突き止めるに至った。


【合衆国政府とエイリアンの間で交わされた密約】

〈ベネウィッツ博士の調査方法〉
 UFOパイロットとダルシー地下基地の飛行管制役のエイリアン同士が、交信に使っている音声と映像用電波の周波数を確認し、逆にこちら(ベネウィッツ博士側)から地下基地やそこに出入りするUFOと送受信できる通信装置を組み立てた。

〈ベネウィッツ博士がエイリアンの交信を盗聴して発見したこと〉
 エイリアンがUFO誘拐事件の被害者の体内に極微の電子装置を埋め込んでから解放し、ひそかに遠隔操作しているのを知って、その操作用の電波を追尾し始めた。
 その結果ベネウィッツ博士は、近所に住む誘拐被害者を何人か探しあて、エイリアンとの遭遇体験を聞き出した。

 収集したあらゆる証拠
・交信データの電子的記録
・ビデオ映像
・アブダクション(誘拐)被害者たちの証言
〈誘拐被害者のマーナ・ハンセン氏・女性〉
ワイオミング大学の心理学者(催眠治療専門)UFO研究家レオ・スプリンクル博士による逆行催眠による聴取が行われる。
 1980年マーナ氏は幼い長男とともにダルシー地下基地に誘拐される。そこで冷凍保存された人間の死体群、解体された牛や人体の各部分がたくさん浮かんでいる大水槽を目撃した。

これらのすべてが、ダルシーの地下に存在するといわれる複数エイリアン種族と米連邦政府、米軍が共同管理する秘密基地の存在を示していた。
 ベネウィッツ博士は、キャトルミューティレーション事件と誘拐事件の主犯者が、エイリアンであること、彼らが米連邦政府と交わした密約に基づいてダルシー地下基地内に多数の民間人を拉致し、遺伝学的生体実験など残酷な人権侵害行為を行ってると確信した。

エイリアンによるアブダクション(誘拐)事件

【ダルシー地下基地の存在は国家の安全を脅かす】

(ベネウィッツ博士の憂慮)
 アルバカーキ東方郊外にあり、ベネウィッツ博士の自宅からも近いカートランド空軍基地には、全米で一番巨大な規模のマンザノ核兵器貯蔵エリアが存在するため、国家の安全保障上重大な脅威になるのではないか?

198010月にカートランド空軍基地のAFOSI(空軍特別情報部)に電話にて、収集したUFOについての全情報と映像記録の証拠物件について事情を説明した。
 後年、UFO研究グループが、情報公開法に基づく文書請求を行って、AFOSIに機密解除させた。当時の担当責任者であったトーマス・チェー少佐の署名入りの19801028日付の報告文書には、次のように書かれていた。
「本日、当基地の特別捜査官D並びに科学顧問Mが、ベネウィッツ博士をアルバカーキ・フォーヒルズ地区(基地の北境に隣接する)の博士宅にて事情聴取した。
 博士は、過去15ケ月間、空中物体現象について独自の調査を行ってきた。博士はまたマンザノ/コヨーテ渓谷地帯からさかんに出される電磁波を示すという電子記録テープをみせてくれた。
 またベネウィッツ博士は、アルバカーキ一帯の上空に出現した飛行物体を撮ったという写真も数枚みせてくれた。博士は数台の電子探査装置を常時マンザノに向けて、高周波の電気的ビームパルスの捕捉を試みている。博士の主張では、そのようなパルスは空中物体から打されているという。
 科学顧問Mは、博士の収集したデータを分析後、証拠として明らかな未確認飛行物体が撮影されたことを示すが、これらの物体がマンザノ/コヨーテ渓谷地帯の周辺で脅威となっているかどうかは結論できなかったと述べた。」

【推定2000人超のエイリアンがいるダルシー地下基地】

 AFOSIの次にベネウィッツ博士は、ニューメキシコ州のハリソン・シュミット上院議員に接近して事情を打ち明けた。シュミット上院議員は、ベネウィッツ博士の訴えがなぜ調査されないのかとAFOSIに圧力をかけたが効果はなかった。
 さらにもっと広く世間に真相を知ってもらおうと集積してきた証拠、証言、実地調査を要約して「プロジェクト・ベータ」と題する報告書を作成した。

   2年間24時間体制で継続的にエイリアン機を監視、追跡した電子記録と1800m分の動画映像。
   エイリアン音声、映像通信の周波数探知と分析。
   エイリアン機と地下基地の観測スクリーンから発信された映像の定常的受信。典型的エイリアン、ヒューマノイド(ヒト型非人類)と、ときおりホモ・サピエンス(地球人)の姿も写っていた。
   ニューメキシコにおけるある遭遇被害者の経過記録。そのおかげで通信記録がリンクされ、遭遇被害者の全員がどうやらエイリアンから装置を埋め込まれたことを証拠の傷跡とともに発見。被害者全員がCTスキャンを受け、他にも5人が確認された。
   コンピュータ使用によるエイリアンとの定常的直接交信を確立したが、16進法コード型の通信が望みのようだった。
   エイリアンとの通信ループを通じ、地下基地の真の位置を確認した。

また「プロジェクト・ベータ」には、傍受した電子通信データに基づいて、地下基地の大きさとエイリアンの数まで推定されていた。

「エイリアン基地全体では、統一の旗印の下で数種族の文化が含まれている。幅約3㎞長さ約8㎞の広さがあり、ニューメキシコ州ダルシーの西側、ジカリラ・アパッチ族居留地の無人地帯の真ん中にあたる地中に位置している。この面積とエイリアン機の現在数を元に、地球人は別としてエイリアンの数は最小でも2000人、おそらくそれ以上と推定される。」

ダルシーの総人口が2623人(平成12年度調査、ほとんどジカリラ・アパッチ族先住民)であることを考えると同じくらいの規模のエイリアン数種族が、人知れず同地の地中深く住んでいることになる。

【ベネウィッツ博士にむけられた米空軍による情報工作】

 ベネウィッツ博士のUFO・エイリアンの実態研究が世間で注目を浴びるようになってくると、彼の評判を貶めようとAFOSIが画策し始めるようになった。
AFOSI(米空軍特別情報部)はベネウィッツ博士の主張の中で最も危険な部分、「エイリアンがダルシー地下基地で、誘拐してきた地球人を「遺伝学的生体実験」に使っているというフレーズに着目した。

AFOSIによる情報工作)
 偽の支援者、偽のUFO研究家を仕立ててベネウィッツ博士に接近させる。
「エイリアンは、人間をセックス実験の対象にしたり、あげくは食糧源にさえしているらしい。」
という偽情報(実は真実の情報をあえて吹き込む)を吹き込ませた。

こうした「怪情報」がベネウィッツ博士の周辺で「噂」されるに連れ、まじめなUFO研究家ほどダルシー地下基地の真実の発見に絶望して遠ざかった。
 同時に他方でベネウィック博士に対する誹謗中傷や名誉棄損になるような情報も大きく流して、社会的信用を失墜させるように仕向けた。

AFOSIによる情報工作の効果)
 ベネウィッツ博士は次第に精神的に追い詰められて体調を崩し、1985年ごろには神経衰弱の状態に陥ってしまい、ただ讒言をつぶやくだけの偏執病患者同然に成り果ててしまった。UFO研究からも完全に身を引いてしまい、UFO問題について一切口にしなくなった。

(証拠隠滅を図られたか?)
 ベネウィッツ博士が収集に取り組んだUFOやエイリアンに関する証拠物件や電子機器類もほとんどすべてが消滅してしまった。(人知れず持ち去られたか?)

エイリアンによる異種交配計画


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