国家ぐるみのUFO隠蔽工作を暴露したハッカー

 2005年にイギリスのハッカー、ゲイリー・マッキノン氏がNASAとアメリカ軍のコンピュータ・ネットワークへ侵入したという罪で、イギリスのハイテク犯罪捜査班によって逮捕、現在アメリカが彼の身柄引き渡し(2011年)を要求している事件が起きた。
 
 マッキノンは、2000年から約2年間にわたり、ジョンソン宇宙センターや極秘宇宙開発ラボにも侵入していたのだが、データのダウンロードに手間取り、ハッキングが発覚し逮捕された。
 逮捕後に保釈され、マスコミから取材をうけたマッキノンは侵入目的を「アメリカ政府が隠し続ける異星人の宇宙船の証拠写真を入手するため」と告白する。異星人からもたらされた反重力装置に使用されるフリーエネルギーを、アメリカ軍が回収した墜落UFOから得ていると述べた。

 さらにジョンソン宇宙センター第8ビルの中では、人工衛星が撮影した画像から、そこに写っているUFOをエアブラシで消去する作業が常時行われており、彼はハッキング中に消される前のUFOが写った画像をみたことを明かした。そこに写っていた宇宙船は、明らかに人間が造ったものではないという。なんとそれは、人工衛星のように地球の軌道上にあり、形状は葉巻型、半球形のドームが機体中央の上下左右についており、継ぎ目やリベットといった人工物にみられるような痕跡は一切なかったといっている。


 この宇宙船は、地球を監視するかのように宇宙空間に滞空しているようなのである。もちろんNASAはすべてを否定している。

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MUFON2017で告発側にたったマッキノン氏は、ハッキングの事実を公表しなかった、事実関係を聞かれても「覚えていません。」という態度を崩すことはなかった。

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 アメリカ政府におけるセキュリティクリアランスでは、人工衛星による画像情報はクリアランスの中でも最もハッキングされる心配のない「トップシークレット」の分類に含めれる情報である。NASAはアメリカ空軍の機関である。そこで扱う情報、特にUFO、異星人に関する情報であれば、世間に与えるインパクトを考えると一般公開が可能で、ハッキングしやすいアンクラスィファイド(非機密)の情報扱いとは思えない。

 ハッキングされることのないトップシークレットやシークレット情報からどのようにしてマッキノン氏はハッキングしたのだろうか?

 マッキノン氏がアメリカのセキュリティクリアランスを保持しているのなら、そもそもハッキングする必要がないから堂々とアクセスすればいいのである。しかしマッキノン氏がセキュリティクリアランスを取得していた事実は記載がない。ハッキングしている事実から考えるとクリアランスは取得していないのであろう。

 NASAが「ハッキングされてもいいように」異星人やUFOの画像情報を一部わざと非機密にして、一部の情報で全体を否定させるように仕向けていたとも考えられるが、マッキノン氏が実は、アメリカ政府のシークレット情報を得ていない可能性もある。

シークレット以上の扱いになっている異星人やUFOの情報が真実として、マッキノン氏のもつハッキングスキルがかなり高度なレベルであり、本当にハッキングに成功したのだろうか?
そうなるとMUFON2017でハッキノン氏はなぜUFOや異星人の情報について公表しなかったのだろうか?
そもそもNASAの極秘情報へのアクセスであれば、ハッキングに成功していたのはマッキノン氏だけとは考えられないのだが、マッキノン氏以外のアクセスの成功は流布していない。


米軍データベースをハッキング、
「ゲイリー・マッキノン」に世界中が注目! 
2018/3/20  http://mnsatlas.com/?p=33118 

 近年、海外のUFO愛好家らの間で再注目されている一人のUFO研究家がいる。彼の名はゲイリー・マッキノン。彼は2002年に米軍や国防総省、NASAのデータベースをハッキングし、UFOに関する機密情報やアメリカの宇宙戦略等の内容を暴露した人物である。彼の存在はは昔からUFO愛好家や研究家らの間で知られていたが、昨年末にアメリカ国防総省が多額の予算を投じてUFOに関する研究を行っていたと公式に発表したことから、過去にもUFO情報を暴露していた彼が再注目されるようになっていったのである。 彼がハッキングして得た情報には以下のものがある。 

 地球に墜落したUFOからリバースエンジニアリングを行ってフリーエネルギーの研究を行っていた、「地球外将校」なる謎の役職が存在していたなどに始まり、NASAがUFOを観測してしまったデータを修正して偽造しており、修正される前の画像には巨大な葉巻型UFO、通称「ブラック・ナイト」と呼ばれる謎の飛行物体が存在していたこと、政府間で密かに計画されている火星移住計画など、にわかに信じがたいことを次々と明らかにしている。一方で、彼の発言があまりにも荒唐無稽なため、ハッキング行為を行ったことによる不正アクセス法違反の罪から逃れるため、わざとつくり話をしているのではないかとする見方もある。 だが、過去にアメリカは実際に彼の母国であるイギリスに、ゲイリー・マッキノン氏の身柄引き渡しを要求している。そしてイギリスは2012年に彼がアスペルガー障害である事を理由に身柄引き渡しを拒否しているのである。 これは何を意味しているのだろうか。その証言から彼がハッキング行為をしたという事実が信じるに足るものではないと判断したからなのか、それとも彼がまだ重要なUFOに関する情報を隠しているためにイギリスが国をあげて保護しようとしたのか。 ゲイリー・マッキノン氏は現在も定期的にハッキングで得た情報の暴露を続けている。 
(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部) 画像『Saving Gary McKinnon: A Mother’s Story 』

〈管理人より〉しかしアメリカ政府のセキュリティクリアランスがあれば、ハッキングなどという回りくどいことをしなくても機密情報にアクセスできることを考えれば、マッキノン氏は機密情報にアクセスするクリアランスはないと考えられます。
 ハッキングによるデータ窃取は、犯罪でしょうが、マッキノン氏のその技術的なレベルには目をみはるものがあるといえるでしょう。何といってもアメリカ政府のトップシークレットサイトには、あの共産中国のサイバー戦部隊でもアクセスできないからです。

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