UFOとプラズマ現象

早稲田大学の名誉教授大槻義彦氏は、UFO研究といえば異星人が地球にきているかどうかという問題に終始しがちな状況に一石を投じる研究成果を発表した。

大気プラズマ現象論

大槻名誉教授は、膨大なUFO事件のデータを詳細に分析し、異星人と遭遇したというケースを除き、純粋に未確認飛行物体としてのUFO現象のほとんどは、鳥や飛行機などの誤認であるとされた上で、それでも残るケースをプラズマによって解明した。

プラズマとは、固体、液体、気体に続く物質の第四状態であり、原子を構成する原子核と電子がバラバラになった状態のことで、一般に高エネルギーの電磁波を放射するため、発光してみえる。世にいう人魂や狐火、鬼火といった火の玉現象は特殊な大気プラズマ現象であるというのが大槻教授の仮説であり、その大気プラズマ現象の延長線上にUFOがあると説いている。
 プラズマを発生させる方法はいくつか存在するが、最も単純なモデルとしては、マイクロウェーブなどの電磁波を交差させると、そこが局所的に高エネルギー状態となり、空間の物質が励起して火の玉となる。交差ポイントをずらせばプラズマも移動する。交差ポイントをずらすとは、電磁波の照射角度を変えることである。この場合、その位相速度が理論上、光速度を突破しても構わない。照射角度を限りなくゼロに近づければ、交差ポイントは一瞬にして無限遠の彼方に移動するというわけだ。

翻ってUFOの特徴として突然の出現と消滅の他、急加速や急停止、そして鋭角ターンなど、一般の飛行機や飛翔体ではありえない振る舞いがよく指摘されている。プラズマの場合、生成・消滅はもちろん、すべては交差ポイントの移動で説明は可能である。時に二つに分裂するUFOの目撃報告があるが、これも複数の交差ポイントによってプラズマを合体、分裂させることもできるのである。

またUFOと接近遭遇した場合、しばしば電子機器が故障したりするケースがあるが、これなどは典型的な電磁波障害である。プラズマが放射する高周波の電磁波が電子回路などに影響を与えた結果だと考えると矛盾がない。

さらに大槻教授が注目したのは、プラズマ弾性体という現象である。通常は、プラズマはガス状の火の玉であるが、条件によっては固体のような特性をもつことがあり、これをプラズマ弾性体と呼んでいる。プラズマ弾性体の表面は、金属的な輝きを放ち、その内部は複雑な構造となって、UFOの窓のように見える場合があるという。

 こうしてUFOに関する数々の謎は、大槻教授のプラズマ理論によって、そのほとんどが解明されたといっていいだろう。今やUFOの問題は、プラズマを避けて通ることができない状況となったことは事実である。日本におけるUFO研究は大槻教授によって一歩も二歩も前進することができたのである。(『UFO特務機関「MIB」の謎』飛鳥昭雄、三神たける共著 20106月 学研パブリッシング)

 UFO否定派とされる大槻先生ですが、大気プラズマ理論によって日本で有名なUFO研究家となってしまいました。なんでもUFOは宇宙人の乗り物ではない、という氏の見解は傾聴に値するものです。

電子レンジは危険? 【大槻義彦の叫び】
https://www.youtube.com/watch?v=6aOFq2LxQow

 
UFOは軍事用語である。


~大槻教授「大気プラズマ現象論」への辛辣な反論~


 UFOとは「UNIDENTIFIED FLYING OBJECT」の頭文字をとった呼称であり、1950年代にアメリカ空軍のUFO調査機関「プロジェクト・ブルーブック」の責任者エドガー・J・ルッペルト中佐が名付けた軍事用語で、自然現象を除いた「国籍不明機」を意味するものである。
 1940年代から第一次UFOウェーブの時代が始まる。世界各地で大勢の人たちにUFOが目撃された。アメリカは「国家保安」の見地から空軍に命じて『UFO調査プロジェクト』を発足させた。


『プロジェクトサイン(予兆)』(初期)

『プロジェクトグラッジ(怨恨)』

『プロジェクトブルーブック』

19663月にアメリカ陸海空軍に交付されたJANAP(陸海空三軍共通公布)146Cに含まれる軍事報告を支持する文書が存在する。そこにはディスク型UFOが「国家安全を侵害するもの」としてイラスト付きで報告義務が指示されている。


 既にアメリカ国防総省は、1950年代からUFOの脅威、すなわち異星人の存在を認めている。
 UFOとは軍事用語の「国籍不明機」を指し、ルッペルト中佐が回顧録の中で『UFOとは地球外文明の飛行物体』と明確に定義している。日本の某大学教授が主張するUFO=プラズマ説など、はじめからUFOの定義の範囲から逸脱しているのである。アメリカ空軍がプラズマのような自然現象を「国家安全を脅かす存在」として大掛かりなプロジェクトを結成するわけがない。
(『NASAアポロ計画の巨大真相』~月はすでにETの基地である~ コンノケンイチ著 200212月 徳間書店)


※我が国は世界でも有数のUFO目撃多発地帯といえるでしょう。異星人と接触した、またアブダクションされたケースも少なからずあります。にも関わらず政府は、国会でアントニオ猪木が、日本人のアブダクションについての質問をしても、まともにとりあげ、考えようともしません。未だに日本政府の公式見解は、「UFOは存在しない」です。

同盟国アメリカは、TR-3Bアストラという秘密兵器を在日米軍へ配備している疑いがあります。真偽のほどは定かではありませんが、我が国政府がUFOについて存在自体を認めないのは、同盟国のアメリカに対して機微なところにはふれたくない、というようなことがあるのかもしれません。あくまで推測ですが・・。

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