パスカグーラ事件 ~気密服えお着用した異星人に拉致されたか?70年代のUFOアブダクション~

しわだらけのロボットエイリアンが出現! 
(引用:『完全版世界のUFO現象FILE』並木伸一郎著 2011年3月 学研パブリッシング発行)  

  1973年10月11日PM7:00ごろ、アメリカ、ミシシッピ州東南部にあるパスカグーラの街を流れる川で二人の男たちが夜釣りを楽しんでいた。街の造船所で働くチャールズ・ヒクソン氏カルヴィン・パーカー氏である。  
  釣り竿にえさをつけようとしたヒクソン氏が奇妙な金属音に気づいた。そして空を見上げるとそこには「青く光る楕円形のUFO」が視界に入ってきた。しかも彼らのすぐ近くの岸に降りてきたのである。  
  さらにUFOから「ヒト型」の姿で、手の先がカニのハサミのようになった異星人が3人出現し、ヒクソン氏とパーカー氏の方へむかってきたのである。異星人の身長は1.5m程で肌が皺だらけであった。鼻と耳があるべき箇所には突起があるだけである。  
  ヒクソン氏は抵抗することもできず、異星人たちに担ぎあげられるとUFOの中に連れ込まれた。ふと脇をみると気絶しているパーカー氏もいる。UFO内で二人は体全体をくまなく調査?され、20分ほど経過すると、元いた川岸にいたのである。  
  ヒクソン氏とパーカー氏は、これらの出来事をすぐに保安官に届け出た。保安官ははじめはとりあおうとはしなかったが、二人のあまりにも真剣な態度に嘘や演技だとは思えなくなってきた。その後科学者たちが、嘘発見器や催眠療法などを使ってあらためて二人を精査したところ、ヒクソン氏とパーカー氏が戦慄的な体験をしたことは間違いない、という結論に至ったといわれる。

UFOアブダクションから45年、被害男性が
遂に沈黙を破る!
3体の宇宙人が2人をを誘拐「パスカグーラ事件」が信憑性高すぎる!

 1973年の「パスカグーラ事件」でエイリアンにさらわれた米国人男性が、45年を経て自身の恐怖体験を綴った本を出版したとして話題となっている。世界的にも有名なUFO事件の当事者になってしまったがため、周囲からの好奇の目を避けるように暮らしてきた男性が、なぜ今になって事件について口を開くことにしたのだろうか。米ニュースメディア「Clarion Ledger」が報じている。

■パスカグーラ事件とは?

 事件は19731011日の夜、米国ミシシッピ州パスカグーラで起きた。町の造船所に勤めるチャールズ・ヒクソン(当時42歳)とカルヴィン・パーカー(当時18歳)が、近くのパスカグーラ川で釣りをしていたところ、急に騒音が聞こえ、水面に青い光が反射したという。2人が振り返ると、背後には青い光を放つフットボールのような形のUFOが浮かんでいた。UFOは高さおよそ3m、横幅はおよそ9mほどで、地上から60cmくらいの高さを浮揚していたという。

 UFOから3体のエイリアンが出てくると、2人は恐怖で凍りついた。エイリアンは身長150cmほどで、裂け目のような目と口があり、耳と鼻にはニンジンのような突起があったという。体はシワシワで全身が灰色、首はなく頭と胴体が直接くっついたような形状をしており、カニのハサミのような手を持っていた。

エイリアンたちはUFOと同じく浮遊して、怯える2人に近づき、捕まえてUFOへと連れ込んだ。チャールズによると、UFOの壁から巨大な目のようなものが現れ、彼の体を隅から隅まで観察するように動いていたという。その間、彼の体は全く動かなかったそうだ。十数分で二人は解放され、元いた場所に戻されていた。


 午後1030分ごろ、2人は近くの保安官事務所に飛び込んだ。UFOに遭遇し、エイリアンにさらわれたという荒唐無稽な話をしたが、当初保安官は信じなかった。だが嘘を暴こうと部屋に仕掛けたマイクが捉えた音声は、むしろ2人の話に信ぴょう性を与えた。保安官が不在の間も、2人はずっと自分たちの体験について語っていたのだ。このテープは保存され、英「The Sun」紙が今年2月の記事で取り上げている。

■一躍有名になったものの……

 事件の話はたちまち話題となり、2人はマスコミやUFO研究者の注目の的となった。嘘発見器のテストをパスするなど、彼らの話には信憑性があるとされ、チャールズは事件に関する著書を出版するなど一躍時の人となった。だが一方のケルヴィンは、騒ぎに巻き込まれることや人々の好奇の目にさらされることを厭い、仕事を辞めて町を出て行ってしまった。今回著書を発表したのは、事件について沈黙を貫いてきたケルヴィンその人である。「PASCAGOULA-THE CLOSEST ENCOUNTER: MY STORY(パスカグーラ - 接近遭遇)」と題された本には、彼が45年前に体験し、これまで口を閉ざしていたことについて詳細に書かれている。

 しかしなぜ、ケルヴィンは急に証言をする気になったのだろうか。その理由について、彼は「死にかけて考えが変わった」と話している。
「誰もに期限があると知り、私は死ぬ前に話したいと思うようになったのです」

 ケルヴィンはあの夜に見た不思議な出来事が一体何だったのか、そしてなぜ自分たちがさらわれたのか、死ぬまでにその理由を知りたいと願っている。もう一人の目撃者チャールズは2011年にすでに亡くなっているが、事件の真偽を研究者らに疑われつつも、最期まで自らの体験を本当にあったことだと話し続けていた。きっと、チャールズもケルヴィンと同様の思いを抱いていたのだろう。

45年前の不思議で奇妙なアブダクション事件。映画化やドラマ化の企画もあるといい、今後この事件が再び脚光を浴びる日が来るかもしれない。その時こそが、真実が明らかとなる大きなチャンスであろう。(編集部) 


参考:「Clarion Ledger」「The Sun」「Mysterious Universe」ほか



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