ロシアUFO極秘ファイル ~歴代コスモノートたちの生々しい遭遇体験~


『月刊ムー』5月号第450号が出典です。現在、ロシアUFO研究界の第一人者であるポール・ストンヒル氏は、内外の関係者に宇宙でのUFO体験を漏らしていた退役コスモノートを積極的に取材して、彼らのUFO体験を緻密なレポートにまとめている。




1978829日、コスモノートのウラジミール・コヴァリョノク少将と同僚のアレクサンドル・イヴァンチェンコフ、さらに着任したばかりのヴァレリー・ビュコフスキーと東ドイツ人ジークムント・イェーンの4人の宇宙飛行士は、宇宙ステーション、サリュート6からかなり遠く離れたまま、ステーションを何度も周回飛行している正体不明の球形UFOをそれぞれ別の位置から同時に目撃した。


●ウクライナ初の軍人コスモノートであるパベル・ポポヴィッチ少将が、1978年にUFOを目撃したのは、厳密には宇宙ではなく、高度11000kmの大気圏内を飛行中のことだった。

UFOは白い均整のとれた二等辺三角形で、乗機の1.5倍の速度で追い抜いていったという。ポポヴィッチ氏はそれを契機にソビエト連邦第一のUFO専門家になった。

ちなみにソビエト連邦きっての女性テストパイロットであった妻のマリーナもUFO研究家として夫に劣らずに活躍した。


19794月中旬、ヴィクトル・アファナシェフ飛行士は、モスクワ郊外の“星の街”(スターシティ)バイコヌール(アメリカのケープカナベラルに相当。ただし当時は超極秘の宇宙港)から打ち上げられ、周回軌道上のサリュート6宇宙ステーションにドッキングした。

 アファナシェフ氏の宇宙船は、離陸直後からステーションに到達するまで、奇妙な巨大なUFOにずっとつきまとわれていた。UFOは長さ推定40m、どこか“翼のない旅客機”に似たような奇妙な形状の金属質の物体で、胴体には窓のような穴が並んでいた。

 アファナシェフ氏は写真を撮影して管制センターに電送したが、後日地上に帰還するとただちに査問にかけられ、カメラもフィルムも没収されて、UFOに関しては他言無用を厳命された。


1980614日~15日にかけた真夜中に、宇宙ステーション・サリュート6上のヴァレリー・リューミン氏、レオニード・ポポフ両飛行士は、地上のモスクワ付近から白く輝く発行体が急上昇してくるのを発見した。


 UFOはサリュート宇宙ステーションの地球周回軌道の高度を通り過ぎてからも、そのままどこまでも上昇を続けて、まもなく宇宙の暗黒の中へと消え去った。

 このUFOは当時、真下はもちろん周辺地域の地上からも多数の住民に目撃されて、大騒ぎになったが、宇宙当局は騒ぎを沈静化させるために、「いつものコスモス衛星の定期的な打ち上げを認識しただけ、」とにべもなく否定した。


 しかしこのとき両飛行士は、このUFOを写真に撮影して地上の管制センターに送っていた。問題の写真は未だに公開されていない。しかしリューミン氏の証言によると、眩しく輝きながら飛翔する噴射プラズマの塊の先端に、いわゆる“空飛ぶ円盤”型を呈した黒い飛行物体が写っていたという。



198155日、再びサリュート6を訪れたコヴァリョノク飛行士は、新パートナーとなった若い飛行士ヴィクトル・サヴィニフ氏と共に、ステーションに何度も近づいたり、遠ざかったりする異様なダンベル形の発行物体を目撃した。

 興味深いことにそのUFOの形状は、1969年にアポロ11号で月面に降りたアメリカ宇宙飛行士バズ・オルドリン氏が撮影したダンベル形UFOとそっくりだと指摘する研究家もいる。


1982712日、ゲオルギー・ベレゴヴォイ飛行士とヴァレンティン・レヴェデフ飛行士は、宇宙ステーション・サリュート7のモニタースクリーンに、水滴型の発光物体を発見した。その白く輝くUFOは、宇宙ステーションと接近してくる無人補給船プログレス14との中間に割り込むように上昇してきた。ステーションからの推定距離は200m前後、大きさはおそらく補給船と同じくらいと思われた。

 コスモノート二人が見守る前で、UFOはそのまま急上昇していくと、宇宙の暗黒の星空に溶け込むように姿を消した。


1981年にウラジーミル・アクショノフ飛行士によるUFOについての見解。

「コスモノートたちは宇宙空間で、説明不能な異常発光現象をしばしば観測する。この怪現象に対する研究の現況は、かつて草創期の動物学や植物学で、博物学者が未知の種類の動植物を素朴に観察しつづけたころと極めて似通っている。」


1990928日、地球を周回するミール宇宙ステーションが、ちょうどカナダの東部、大西洋に面した沿岸沖合に横たわるニューファンドランド島の上空を通過した直後、同島上空高度20km30kmのあたりに、ゲンナティ・ストレカロフ飛行士は、虹色に輝く球体型のUFOが浮かんでいるのを発見した。同僚のゲンナディ・マナコフ飛行士も、全く同一とおぼしき球体UFOを同じ位置に見届けていた。(この時の地球の大気圏の気流に異常はなく、視界は良好。



《管理人コメント》


ソビエト連邦もロシア連邦も月面には宇宙船を送ってませんから、地球の周回軌道での目撃ばかりとなっていますが、どれも興味深い事例ばかりです。ロシアとなってからも異星人に関するデータは、変わらず門外不出のデータですね。

そういえばかつてメドベージェフ氏が大統領であったときに、記者からのインタビューに答えた中に、ロシア大統領でも機密データは存在することが、暴露された瞬間がありました。

ロシア大統領には就任時に引き継ぐ資料が2つある。一つ目が弾道ミサイルの発射装置、もう一つがロシア国内に居住する異星人に関するデータであると。

彼らは国内に異星人を保護して、一体何をしようとしているのでしょうか?

このようなミステリアスというか、得体のしれない国と我が国は「日露平和友好条約」を締結しようとしています。



【ロシア・UFO動画】
ロシアUFO極秘ファイル



ロシアのUFO政策
ロシアUFO宇宙船


 





「姫路インプラント事件」の謎 ~日本人女性とグレイ型エイリアンの接触~

『月刊ムー』5月号№462のこの記事を初め拝見した時は、正直驚きを隠せませんでした。なぜならグレイと呼ばれるエイリアンが、これまで日本人をアブダクションするという事例にふれたことはなかったからです。興味深い点はいくつかあります。


  まずグレイ型異星人が、アメリカ人などに代表される白人女性だけでなく、日本人女性を幼少時から計画的にアブダクションしたであろう点。

  グレイが自分たちのETV内に女性を拉致したまではいいが、その後ETV内で何らかの機械トラブルがあり、乗員であるグレイが問題解決のために大勢動員されていたであろう点。

  拉致された彼女が、「受発信装置」と思われる装置を幼少時にインプラントされていた点。

  生殖能力が成熟した拉致対象者の女性が、ETV内で通常の分娩でない方法で胎児を出産したことが予想される点。


 特に①の点が本当であるなら、笑いごとではすまないように感じる。グレイは、アメリカ政府の密約によって、動物や人をアブダクションし、彼らの都合でETV内へ連れ込みミューティレーションに及んだり、人体実験を繰り返していたと認識している。しかし日本人の女性が同じ体験をされているとするとグレイの人体実験の対象は、アメリカ人だけではない。海をこえてアジアにもやってきている、ということになる。

 現在我が国政府では、UFO、異星人の存在は認識されていないことから、その政府見解にも一石投じることになるだろうし、誘拐、拉致といった事件は北朝鮮の話ばかりではない。(ただ異星人は記憶を消して元の場所に返してくれるだけ良心的かも?)

 在野の国民そのものの危機管理意識の向上につながりやすいのではないか、と密かに予想している。
 それでは、世にも奇妙な我が国におけるインプラント事件の全貌を順をおってまとめていきたいと思う。

※以下記事は、『月刊ムー』5月号№462所収 の記事の著者である並木伸一郎氏がインプラント体験者である著述業Kさんからヒアリングした内容を再編集したものである。本文中の小見出し、会話部分、本文を引用する。

夢の記憶と現実がつながった!

4歳か5歳くらいのころです。当時は姫路に住んでいたのですが、夕方の公園でひとりたたずんでいた記憶があるんです。変な感覚で、霧がかかったみたいにあたりが真っ白の世界にいたという記憶です。」

並木氏は、これをKさんのファーストアブダクションと仮定している。

時期は、1980年代。海外でも異星人によるアブダクション事件が多発していた時期と重なる。当時の異星人たちは、多くの地球人をサンプリングしていたから、Kさんもそのうちの一人であった可能性が高い。

UFO体験は記憶にないですね。でもそういえば、ずっと昔に宇宙っていうか、どこかにいくような夢を見たことあります。不思議な夢をみるものだなってくらいの感じのことですが。」

KさんはUFO内で出産していた!

「気がつくと病院か何かの施設のようなところに寝ていました。身長が私と同じくらいか少し小さいくらいだったので、150㎝ほどだと思うのですが、それくらいのグレイっぽいのが35人いて、ガヤガヤと周りを取り囲まれていました。言葉はまるでわかりません。」

「機械というか画面のようなものがたくさんあって、しばらく周りを観察していました。右側には大きめの椅子があり、その前にたくさんの機械があって、私は椅子に座らせてもらったように思います。その空間には2mくらいの大きさの光る球体がありました。不思議な光でキラキラ光っていて、近づいてはいけないといわれたような気がします。」

しばらくすると、その球体にトラブルが起こったらしく、何人ものグレイが駆けつけてきて騒ぎになったという。すると一人がKさんに近づいてきた。このときに何かを渡されたようであった。それは、

「何かとても大切で、とても優しいもの。」であったが、それは何かは思い出せないという。

 その後Kさんは、小さな小型の乗り物に入れられて帰ってきた。到着して、乗り物の蓋がパカッと開いたときに、お腹に子供がいることがわかったという。そして子供はすぐに生まれたという。生まれたての子供は光っていて、Kさんはすぐに子供を抱いたが消えてしまったという。

レントゲンに写った謎の金属片

30年前から続く不可解な痛み

 Kさんは、股関節や右下腹部に違和感や時に痛みを覚えていた。そこで病院でレントゲン検査をしたところ、写真に不可解な異物が写っており、医師にも全く判別できず、正体が不明であった。違和感や痛みは30年ほど前から自覚されていたという。

10代前半のころから、何年かに1回くらいのペースで痛くなることがあって。でも頻度も少ないので、これまで病院でみてもらうこともありませんでした。女性なので腹部のレントゲンを撮るということにもためらいがありました。」

40歳をすぎ、レントゲンを撮影する機会があったのだが、そこで不可解な事実が明らかになったという。

「検査のとき、レントゲン技師さんが「おかしいなぁ」と何度もいうんです。どうやらレントゲンを撮った5枚のうち、4枚にはっきりと異物が写っていたようで、金属のついた衣類を身に着けていなかったかとか、バリウムを飲んだかとか聞かれたのですが、もちろんそんなことは絶対になくて。」

2年前のレントゲン写真にも異物が写っていることがわかり、腹部に確かに何かがあるということが分かった。


超音波には無反応な謎の金属

その後、より設備の整った病院でCT検査を行い、「何かの金属片」が入り込んでいることがわかる。さらに別の大学病院で、ピンポイントで超音波検査を行い、エコーで探したが肝心の遺物はなぜか写らなかった。だがレントゲンで撮るとやはり異物が写っている。

〈レントゲンに写る異物の特徴〉
医師によると、注射針よりも太くて12㎝くらいの何か硬いものが存在していることは間違いないという。

体内の右下腹部の腹膜の上、ほんの少し外側に金属片が位置する。金属片の成分については、「由来不明の何かの金属」としかわからない。通常X線検査をしない下腹部(生殖器官があるため)の、それも手術で除去しにくい腹膜に埋め込まれている。

摘出手術をするかどうかは未定、医師からは「前例がないのでどんな手術になるのかまるでわからない」といわれたという。


《管理人より》

この金属の異物の存在が、Kさんが何か特異な体験に巻き込まれたであろう点について雄弁に語っているといえます。ただそれがグレイ型の異星人によるアブダクションであったかどうかについては、この場では検証しきれません。

まずグレイによるアブダクション体験は、記憶を消されている場合が多いように思うのですが、このKさんの場合はそういう様子がないように思います。記憶を消されているところを催眠療法で記憶を呼び覚ましていくプロセスには、一定の説得力がありますが、彼女は過去の夢の記憶を語っているだけです。
 
しかし一概に彼女の体験がフィクションでもないように思われるのは、拉致されたETV内でグレイたちの間で何らかのトラブルがおこったことが語られている点です。異星人のトラブルですから、場所の違和感も含めて彼女の深層心理、潜在記憶に残りやすい。

そうした諸々のことを考えていると神秘的なものを信じたくなる個人的な性癖から事実を語っているな、と信じてしまう自分があるのですが。この問題は日本政府が把握する気もない機密事項としておさえておきたいと思います。「UFOを知らない、というより認めたくない政治家、官僚たち」が国民に不可思議な体験をさせているところはないでしょうか?

いわゆるUFOをどうしても信じられない方々にみてほしい映像です。こういうのはどうなんでしょうね?


身の毛もよだつホラー短編集#166「インプラント」
 https://www.youtube.com/watch?v=GBHaE2Kw6vw
※異星人に拉致されたわけではないようですが、若い女性が理由もわからずに妊娠させられ、拉致監禁される内容。これをUFOへアブダクションされる体験と重ねて考えてみるとミステリーというより、人権を逸脱した恐怖体験としかいいえないでしょう。

UFOアブダクションは、異星人ミステリーなどというレベルのものではありません。犯罪行為です。

こんな話は?


アブダクションに関連する動画ですね。フェイクと一笑する前にじっくり観察してみましょう。女性がETV内に拉致され、月に連れていかれたとか?

月の裏側には、ルナ1というグレイの基地があるといわれています。彼らのアブダクションの狙いは、人体実験だけではないでしょう。ただグレイが自らの存在を開示することになると、アメリカとの間に締結したという秘密協定を破ることになりますね。

日本人女性がアブダクションされた例がありました。彼女は「幽体離脱体験中」に宇宙空間にいるときにETVに遭遇し、再びグレイタイプにアブダクションされています。

しかもETV内でグレイの「幼児」と遭遇し、おそらく過去に自分が産んだ?のではないかという子供と遊ぶという体験をされています。

【ユミーの本当にあった異世界の話】宇宙人は存在する!?宇宙人とゆみーとの間にできた⚫︎⚫︎とは!? 
https://www.youtube.com/watch?v=5dDlcE4VCqA

【霊能力者ユミーの本当にあった異世界の話】幽体離脱で出会った●●星人。そこで交わされた驚くべき契約とは!? 
https://www.youtube.com/watch?v=p9eVFPSElXA  異星人アルクトゥルス星人ジェイさんとのコンタクト。異星人の守護霊がついているような感じかな?

土星の衛星タイタンの探査 ~「文明の痕跡」を隠していないか!?~ 

土星の衛星タイタンの謎
地球外生命体が居住していた都市が存在する!?
(本文出典:のオーパーツFILE』並木伸一郎著 201653日 学研プラス)
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/011600013/

 2005年にNASAの土星探査機カッシーニは、土星最大の衛星であるタイタンに接近し、撮影ばかりでなく天体の組成データも収集したが、新たな情報によってタイタンの大気の主成分は地球と同じく窒素であり、生命に必要な水や有機物であるメタンも豊富に存在し、さらには、大気中の水素ガスが地表付近で消失しているという事実も明らかになった。
 これは生命体の呼吸で水素ガスが消費されていた結果であるという。また地表の化学成分も欠如しており、これもまた生命体によって消費されたという結論が導き出されたのである。つまり濃い大気を吸い、地表の物質をエネルギー源としている。地球上の生命体とはまったく異なる形態の生命体が存在する可能性が高いことがわかってきたのである。
 (http://iwaoiwao.fc2web.com/saturnufo2.htm
タイタン沿岸部
https://qunny1130.exblog.jp/9609986/
タイタンの都市の痕跡??
タイタンの都市痕跡??

 さらにタイタンに着水した小型探査機である「ホイヘンス・ブローブ」が驚愕の情報をもたらした。公開された写真には、渓谷や川、湖、岸辺だけでなく、上空を漂う雲まで写っていた。とりわけ興味深いのは、画像の左端に写る巨大な橋状の構造物、および海岸付近の道路や周辺に広がる市街地らしき地形である。加えて複雑な入り江や防波堤らしき景観は、まるで地球を見ているような錯覚さえ覚える。

 実際に小型探査機「ホイヘンス・ブローブ」が撮影したタイタンの地表画像をみれば、それは一目瞭然である。緑が繁茂しているようにみえる。
 この広大な地に、生物が存在している可能性は高い。だが、「ホイヘンス・ブローブ」が撮影した画像に生命の痕跡はみつかっていない。
 だが土星周辺やリング内に姿を現すUFOが、カッシーニによって撮影されている。もしかしたらタイタンは隠棲する異星人の衛星なのかもしれない。
 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/011600013/
 (https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/011600013/
山岳地系
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/6219/
メタンの湖
土星の衛星タイタンの巨大な足跡
~かつて巨人が住んでいた痕跡か?違うよ!~ 
 2010112日、NASAの土星探査機カッシーニが撮影した土星の衛星タイタンの画像に、人間の足跡とそっくりな痕跡が写っており話題となった。
 実はその実体はタイタンの南極に位置する巨大な湖、オンタリオ湖である。湖の大きさは地球上の北アメリカ大陸にあるオンタリオ湖の約80%にあたるという。タイタンの湖にその名がついたのも両者の形状や大きさが似ているためである。
 オンタリオ湖の存在は2008年の時点で知られていたが、鮮明な姿が捉えられたのはこれが初めてのことである。湖面が色が濃く、メタンやエタノールを主成分とする湖だと考えられている。偶然に「人間のような足跡形」になったと思われる。
実は地球外で発見されるこうした「巨大な足跡」はいくつか報告されているという。
例えば20046月、ヴィルト第2彗星の核の表面に「足跡形」のクレーターが発見された。つま先から踵まで長さ1.6㎞ほどの大きさである。しかも左右の足それぞれの足型が存在しているのである。これらは極めてノーマルに考えれば、特異な形状をした地形にすぎないだろう。だが、もしかしたら太古の時代に銀河系のどこかに超巨人が棲息した惑星があり、そこが何らかの原因で爆発、飛散して、その破片の一部=彗星が宇宙空間をさまよっているのかもしれない。



プロジェクト・ルシファー
「プロジェクト・ルシファー」とは、探査機カッシーニを土星にぶつけて核融合の連鎖反応をおこす計画である。

2017年9月15日、NASAは探査機カッシーニを土星の大気圏に突入させた。このミッションでは、土星の衛星タイタンが、地球同様に河川や湖、海を持つことを発見するなどさまざまな成果があがっている。

だがNASAの情報に精通するジャーナリスト、ショーン・ヤマザキ氏によるとカッシーニには表向きの任務とは別のミッションが課せられていたという。

それはカッシーニを土星に突入させて、搭載するプルトニウム238で強制的に核爆発を誘発、土星の主要構成元素である水素に核融合の連鎖反応を引き起こし、自らの力で輝き続ける「第二の太陽」としようという計画である。

このミッションの名前は「プロジェクト・ルシファー」。30年以上前から準備が進められていたといわれる。最初にこのミッションを託されたのは1989年10月18日に打ち上げられた木星探査機ガリレオだ。

木星はわずかながら内部に熱源を持ち、熱核反応をおこしていると目されているが、NASAはそこに目をつけた。2003年9月21日にガリレオを木星に突入させて恒星化を試みたのだ。

第二の太陽が誕生すれば、放射線がまき散らされ、太陽系全体のエネルギーバランスは崩れ、地球も多大な影響を被る。ひいては宇宙のバランスすら崩しかねない。そんな危険を冒してまで計画を推進する理由は何か?

ヒントはアメリカ国防総省が作成した機密文書「ペンタゴン・リポート」にあった。この文書では、環境悪化によってバランスを崩した地球の近未来には、氷河期が待ち受けているとされていた。事態を重く見た米政府上層部とNASAは、地球外への人類移住を計画する。第二の太陽となった木星を中心に4つの衛星で形成されるもう一つの太陽系、“木星系”の創出を画策したのである。

もしかしたらこの計画は今もなお進められているのかもしれない。
(出典:『ムー的異界の七不思議』並木伸一郎著 学研プラス 2018年6月19日)

【土星の衛星タイタンの新知見】
タイタンは毎年11cmずつ土星から離れている。予想の100倍以上のペース
sorae

2020/06/09 22:26 https://www.msn.com/ja-jp/news/future/タイタンは毎年11cmずつ土星から離れている。予想の100倍以上のペース/ar-BB15fmL7?ocid=spartandhp

潮汐作用により、月は毎年約3.8cmのペースで地球から遠ざかっています。土星の衛星タイタンも同じように土星から遠ざかっているものの、そのペースは毎年約0.1cmとみられていました。今回、タイタンは従来の予想を大きく上回るペースで土星から遠ざかっていることが明らかになったとする研究成果が発表されています。

タイタンは現在よりも土星に近いところで形成されていた可能性


© sorae 土星探査機カッシーニによって撮影された土星と衛星タイタン(Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

Valéry LaineyJPL:ジェット推進研究所、研究当時)らの研究チームは、土星探査機「カッシーニ」によって得られた2006年から2016年にかけての観測データを使い、タイタンの軌道を正確に調べました。カッシーニが撮影したタイタンと背景の星々との位置関係や、タイタンの重力による影響を受けたカッシーニの速度を分析した結果、タイタンは毎年およそ11cmのペースで土星から遠ざかっていることが判明したといいます。これは従来の予想と比べて100倍以上のペースです。

この結果は、今回の研究に参加したJim Fuller(カリフォルニア工科大学)が4年前に発表した研究成果を裏付けるものとされています。以前の研究においてFuller氏は、惑星とその衛星に働く潮汐作用が一種の共鳴状態になることで、タイタンの場合は従来の予想よりも速く土星から遠ざかっている可能性を指摘していました。

今回明らかになった事実は、土星の衛星の歴史について再考を迫るものとなるかもしれません。Fuller氏によると、これまでの研究では現在と同じような軌道でタイタンが形成されたと考えられてきました。しかし、予想よりも100倍速く土星から遠ざかっているのであれば、タイタンは今よりももっと土星に近いところで形成されてから、40億年以上の時間をかけて現在の軌道まで移動してきた可能性も考えられます。

Fuller氏は「これは土星の衛星が、場合によっては土星の環も、予想以上にダイナミックな形成と進化を経てきたことを意味します」とコメント。Lainey氏は土星の衛星に関する議論をパズルにたとえながら、今回の成果を「新たにもたらされた重要なピース」と表現しています。
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute
Source: NASA/JPL / Caltech文/松村武宏

※タイタンや月に限らず、惑星と衛星との引力のバランスの関係から、衛星が遠ざかってみえるのかもしれません。詳しいことはわからないので凡そのカンですが・・・。

衛星タイタンの探査の歴史





「陰謀論」についての興味深い記事

【寄稿】 陰謀論――なぜこれほど大勢が信じるのか

BBC News



ジェイムズ・ティリー、英オックスフォード大学政治学教授
(文中敬称略)
ヒラリー・クリントンはワシントンのピザ店を拠点に、世界的な児童人身売買シンジケートを指揮していたのか? いいえ。
ジョージ・W・ブッシュは2001年に、ニューヨークのツインタワー(世界貿易センター)を破壊して数千人を殺害する計画の中心にいたのか? これも、いいえだ。
ならば、なぜ大勢がそうだったと信じているのか。私たちがどうやって世界を見ているかについて、陰謀論から何が分かるだろう。
陰謀論は決して新しい現象ではない。「American Conspiracy Theories(アメリカの陰謀論)」などの著作がある米マイアミ大学のジョー・ウシンスキー教授は、少なくとも100年前から常に社会の後ろの方で、通奏低音のようにして響いていたと言う。
陰謀論はもしかすると、あなたが思っているより多様で幅広い。
「誰でも少なくともひとつは、陰謀論を信じている。もしかするといくつかは信じているかもしれない」と、ウシンスキー氏は言う。「理由は簡単だ。世間には限りなく膨大な数の陰謀論が出回っている。その全てについて、信じているかどうかアンケートをすれば、誰でも『はい』と答えるものがいくつかあるはずだ」。
これはアメリカに限ったことではない。2015年には英ケンブリッジ大学の調査で、わずか5つの陰謀論についてアンケートをとったところ、ほとんどのイギリス人がどれかについて「信じている」と答えた。例として使われた陰謀論は、「世界を支配する秘密結社が実は存在している」とか、「人類は実はすでに異星人と接触している」などの内容だった。
つまり、ありがちなイメージとは異なり、典型的な陰謀論者というのは決して、アルミ箔の帽子をかぶり母親の家の地下室で暮らす独身中年男ではないのだ。
「実際に人口統計データを見ると、陰謀論を信じる人というのは、社会的な階級や性別や年齢を問わず存在することが分かる」と、ロンドン大学ゴールドスミス・コレッジのクリス・フレンチ教授(心理学)は言う。
同じように、左派だろうが右派だろうが、世の中には自分を陥れようとする陰謀が存在すると信じる確率は変わらない。
「陰謀論的な考え方をしやすいという意味では、右も左も変わらない」と、ウシンスキー教授はアメリカの状況について話す。
「ブッシュがツインタワーを破壊したと信じる人はほとんどが民主党支持者で、オバマが出生証明書を偽装したと信じた人はほとんどが共和党支持者だった。その割合は、どちらの党もほぼ同じだった」


有名な陰謀論と反証

·アメリカの月面着陸が捏造(ねつぞう)だという説については、詳細な検証と反論がされている
·ナチス・ドイツの戦争犯罪者ルドルフ・ヘスが刑務所で別人と入れ替わったという説は、遠縁の男性が提供したDNAによって反証された
·人気者が実はすでに死亡しクローンに入れ替わっているという説はたくさんあり、ポール・マッカートニーやビヨンセ、アヴリル・ラヴィーンについても言われたことがある
·なぞめいた秘密結社イルミナティが世界を支配しているという話は諸説あり、色々な著名人や政治家が結社のメンバーだと言われがちだ



影の組織が世界政治を舞台裏から支配しているというアイディアは、とても人気が高い。なぜ秘密結社に自分たちがこうもひきつけられるのか理解するには、陰謀論の裏にどういう心理が働いているのかを考える必要がある。
「自分たち人間は、物事にパターンや規則性を見出すのが得意だ。しかし時にそれをやりすぎて、特に意味も意義もないところに、意味や意義を見つけた気になってしまう」とフレンチ教授は言う。
「それに加えて私たちは、何かが起きると、それは誰かや何かの意図があって起きたことだと、思い込みがちだ」
要するに、何か大きな出来事があると私たちはそこにまつわる偶然に気づき、偶然ではなくこういうことなのだと物語を作ってしまう。その物語には「善玉」と「悪玉」が登場するので、物語は陰謀論となり、自分が気に入らないことは何もかもが悪者のせいだということになる。

政治家のせいにする

色々な意味で、これはふだんの政治そのものだ。
私たちはしばしば、何か良くないことがあればそれを政治家のせいにしたがると、米ヴァンダービルト大学のラリー・バーテルス教授(政治学)は言う。政治家が何もできないことについても、政治家のせいにしたがる。
「何かが起きると、それが良いことでも悪いことでも、そうなったことに政府の政策がどう影響したかはっきり理解しないまま、闇雲に政府をほめたり責めたりする人は多い」
同じように、政府と何の関係もなさそうなことでも、問題が起きると政府のせいにされがちだ。
「たとえば1916年にニュージャージー沖で、人が相次ぎサメに襲われたことがある。これを詳しく調べてみた」とバーテルス教授は話す。
「この連続襲撃は後年、映画『ジョーズ』の原案になったのだが、サメ襲撃の影響を最も受けた地域では、当時のウッドロー・ウィルソン大統領の支持率がかなり下落していたのが分かった」
陰謀論にありがちな「こちら」と「あちら」、「身内」と「外」の対立関係は、主流を占める政治的な集まりでも見受けられる。
たとえばイギリスでは、欧州連合(EU)離脱の是非を決めた国民投票によって、「残留派」と「離脱派」という、それぞれ同じくらいの規模の集団が生まれた。
「自分の集団に帰属意識を持つと、対立集団の人には一定の敵対心を抱くことになる」と、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のサラ・ホボルト教授は言う。
残留派と離脱派では、同じ出来事の受け止め方が異なることもある。たとえば、まったく同じ経済データを前に、離脱派は経済は不調だと解釈し、残留派は好景気だと解釈するなどだ。
陰謀論はこうした現象の一部に過ぎない。
「国民投票前は自分たちが負けると思っていた離脱派は、国民投票は出来レースだと思いがちだった。しかし、国民投票の結果が発表されて負けるのは残留派だと分かると、情勢は一気に逆転した」とホボルト教授は言う。

解決法なし

政治的思考の中に陰謀論がこれほど根深く組み込まれているというのは、あまり楽しい話ではないかもしれない。しかし、意外ではないはずだ。
「私たちは得てして、そうあってほしいと自分が望むことの裏づけになるように、何を信じるかを決めがちだからだ」とバーテルス教授は言う。
情報が増えても大して役には立たない。
「こうした偏見に最も影響を受けやすいのは、最も情報に注意している人たちだ」
ほとんどの人にとって、政治に関する事実関係を正確に把握する必要などないのだ。自分の1票は政府の政策を変えたりしないので。
「政治についてたとえ自分の考えが間違っていても、自分は困らないからだ」とバーテルス教授は言う。
「ウィルソン大統領はサメ襲撃を防止できるはずだったのにと思うことで、自分は楽になる。とすると、そんなことはなく自分が間違っていたとしても、自分の思い違いで自分が受けるダメージよりも、ウィルソンのせいだと思うことで得られる心理的満足感の方が、かなり大きいというわけだ」
結局のところ、私たちは事実に照らして正確でいたいのではなく、私たちは楽になりたい、安心したいのだ。
だからこそ、個別の陰謀論は生まれては消えていくものの、陰謀論そのものは私たちが政治を語る上で決してなくならない。


この記事について
この分析記事は、BBCが社外専門家に委託したもの。
ジェイムズ・ティリー氏は英オックスフォード大学ジーザス・コレッジの政治学教授でフェロー。
211日にBBCラジオ4で放送された陰謀論と政治に関するティリー教授の番組は、こちらで聴くことができる(英語)



ほんとに世の中には、様々な「陰謀論」を唱える方々がいますね。ただ「楽になりたい」というよりも「庶民の楽しみ」とか「日々のストレスの発散」という意味合いの方が強いかもしれません。日常から離れて他所の世界をのぞく、のぞくなら思い切り非日常的なものの方が、スリルや迫力がある、ということか?
人は「ミステリー」や「都市伝説」が好きですからね。(管理人談)

秋山眞人・2019年はこれが来る!陰謀論・都市伝説

真実を語る、というより「オカルトミステリー」としての「娯楽」ですね。だから「陰謀論」はなくならない。

「陰謀論」は不滅なり!