異星人の地球人と関わる意図とは?

宇宙人は姿を現すタイミングを計っているのか?

 2018年のセンター試験の英語の問題に「タコ型宇宙人がどこかの惑星探査に出かけて付けた日記」風の読解文が出たそうだ。センター試験には、時事的でキャッチーなテーマが出たりするので、「時代は今、宇宙人」である。

 ところで、昨年末、ニューヨーク・タイムズが、米国防総省(ペンタゴン)の極秘UFO調査の記事をスクープして世界中で大反響を呼んだことは、20171218日付本欄「米国防総省の"UFOシャドウプロジェクト"が明るみに!世界のメディアも大騒ぎ」(以下、関連記事参照)でお伝えした通りだが、それに対して、当然のことながらUFO肯定派から懐疑論者までさまざまな反応が噴出している。

 ペンタゴンで極秘UFO調査をしていた元軍情報部のルイス・エリゾンド氏は、調査を通して我々は宇宙で孤独ではないことを確信したと公言している。確たる宇宙人の証拠をつかんだわけではないが、状況証拠として「来ている」としか思えないのだという。

 このニュースに対して、今回、ニューズウィーク他、多くの記事が「動物園仮説」に注目している。動物園仮説とは、「もしも惑星間航行ができる宇宙人がいるのなら、どうして地球にやってこないのか」という「フェルミ・パラドックス」と呼ばれる疑問に対して、1973年にハーバード大学の電波天文学者ジョン・A・ボールが論文「The Zoo Hypothesis」で発表した仮説である。

 それによると、「宇宙人は、動物園や自然保護区のように、意図的に人間に干渉してこない」のだという。つまり、地球に来ていて時々姿を現すも、完全には干渉せず遠くから人間をモニターしているというのだ。

 また、この仮説以外にも「我々はすでに宇宙人とコンタクトをしているのだが、政府がパニックや恐怖を起こさないために情報を隠しているのだ」という説も相変わらず有力である。事実、今まで多くの元政府職員などがそのような情報を暴露してきている。

 もし宇宙人がUFOに乗ってチラホラと姿を現しながら、我々の意識がどう変わっていくのかをモニターしているとしたら、まずはやはり我々が彼らの存在を認めるべきだ。そのような過程を経て、早く誰もが分かるように姿を現してほしいものだ。()


異星人は、地球に飛来するだけでなく各国に紛れ込んでコミュニティの中に溶け込んで暮らしている可能性もなくはないですね。北朝鮮の工作員が他国に浸透する、とは、対象国で結婚し、子供をもうけて、その国の国民として暮らすことといわれます。北朝鮮でも国策として思いつくことですから、さらに高度な発想で異星人が地球環境に溶け込んでくることもないということはいえないでしょう。


発生、進化の歴史的な環境、生態環境、テクノロジーや思想の相違があり、いきなり異星人が「はじめまして」的に現れても、人類はそれをまともに受容できないことでしょう。人類の精神性、思想が異星人からみて「できあがった」と判断すれば、むこうから対面してくるでしょうね。「真剣に」コンタクトを求めて人類の前に異星人があらわれても、ギャグかバラエティと思われて、軽く扱われたとしたら、異星人もむなしいだけでしょうからね。映画などでよくみられるように、戦争を一方的にしかけて人類を制服するような暴力的なコンタクトは、宇宙戦艦ヤマトなどのSF作品の中の世界の話だけじゃないでしょうか?



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元戦闘機乗りが大解明! ペンタゴンが公開したUFO動画の謎


 2017年12月。米国防総省が公開したという、米サンディエゴ上空で撮影されたUFO動画を、CNN、BBC、ニューヨーク・タイムズ紙などの大手メディアが一斉に報じた。
このUFO動画、素人にはただ白い物体が横方向へスライドしているだけに見えるが、画面に表示される数値には、UFOのとんでもない飛行スペックが隠されているという。その数値をエキスパートに解読してもらおう。
 今回、動画を検証していただくのはF-4EJファントムをはじめとする戦闘機で総飛行時間4000時間弱を誇る、航空自衛隊の杉山政樹元空将補。

一部報道では、アメリカ軍機による偵察用ガンカメラの映像ともあるが?

杉山 ガンカメラではなく、IRセンサーでとらえた赤外線映像になります。

これを撮影した航空機は?

杉山 アメリカ海軍機のF/A18、もしくはF14トムキャットだと推測されます。
撮影した海軍機の左側52°に、この未確認飛行物体がいます。マッハ0・58(時速約700キロ)で、30°左バンク旋回中で、この物体が、海軍機の右側5°まで行く動画となります。

そのような情報がわかる理由とは?

杉山 動画の上下左右に表示される数値。ここから、この物体がどのような飛行をしているのか推定できます。

この物体が、過去、アメリカで発生したUFO案件で誤認されることの多かった気象観測用のバルーン(風船)の可能性はありますか?

杉山 この上空は、西風が毎秒60mで吹いています。仮にこの物体がバルーンならば、マッハ0・58で飛行する海軍機から見たときには、一瞬で視界から消えます。

なるほど。30秒以上も画面に映っているのでバルーンの可能性はないと。速度的に見てプロペラ機の可能性も低い。では、ジェット機ならどうでしょう。旧式でもこの速度なら対応できるはず。

杉山 ジェットエンジンならば、IRセンサーの映像にエンジン排気口の熱源が白い点で映るはずです。しかし、それがありません。ですから、ジェットエンジンを使用しての飛行ではないでしょう。

確かに、一般的なジェット機を映したIRセンサーの映像だと、エンジンからの熱源である白いラインがはっきりと確認できます。

★果たしてこの物体は!? この全文は『週刊プレイボーイ』5号(2018年1月15日発売)「ペンタゴンが公開したUFO動画の謎に迫る!」にてお読みいただけます。
(取材・文/直井裕太 取材協力/小峯隆生)


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