一連の消滅事件では、奇怪な発光体や青緑色の霧、白い霧の出現を伴うものであるが、最も有名な事件が1978年10月21日に発生した「フレデリック・バレンティッチ消失事件」である。午後6:00すぎにパイロットのバレンティッチ氏はセスナ機でキング島に向かう途中、「謎の物体」と遭遇する。
「緑色のライトをつけた巨大な物体が旋回している。」
との無線連絡後に、突然金属音とともに無線は普通になる。バレンティッチ氏は、機体もろとも「消失」してしまった。
実はこの奇怪な遭遇事件がおこる6週間前から、オーストラリアではUFOの目撃が多発しており、当日はその目撃件数がピークにあたっていた。バレンティッチ氏の消失時刻と緑色に光るUFOの目撃者が複数よせられていたのである。
そしてバレンティッチ氏の消失事件の当夜、氏が消失する20分前に現場付近で不気味なUFOが撮影されていた。
さらに「ビクトリアUFO研究会」(民間のUFO研究団体?)が、UFO側面に「貼りついた」セスナ機をみたという農家の存在を明らかにしている。やはりセスナ機の無線が途絶えた背景には、不可解な抗力が働いたことは間違いないようである。
消失するのは飛行機ばかりではない。
1979年12月にシドニーとホーバードを結ぶ海域でヨットレースが開催され、参加していたチャールストン号が競技中に、バス海峡を通過後、「白い霧に包まれた」と無線通信を最後に消失した。
1990年1月には、レースに参加した帆船のグレート・エクスペンション号が、レース終了後にタスマニアへ帰還途中に、「海中を走る奇怪な発光体」と接触したと無線で伝えた後、消失している。
いわゆる「魔の海域」と呼ばれる船舶や飛行機の遭難事件は、とても単なる事故とは考えにくい様相を呈している。「海空自在に動ける物体」が存在するということなのだろうか?
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謎の飛行物体に遭遇した航空機が行方不明になった事件
フレデリック・バレンティッチ氏がセスナ機とともに消失する20分前に、事件現場で怪しげなUFOが撮影されていたといわれる。
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