アズテック事件の謎 ~もう一つのUFO(ETV)墜落事件~

アズテック事件 ~いくつかの墜落事件の総称か?~

《事件のあらまし①》

1948年(昭和23年)2月13日、アズテックの北東約20㎞のハート渓谷にETVが墜落する。第二次大戦中に原爆開発を行ったマンハッタン・プロジェクトの主要メンバーであるバンネバー・ブッシュ博士ら一行が回収にあたった。現場では残留放射能などの異常は認められなかった。

円盤は直径約30m、銀白色で、上部はドーム形になっていた。内部からは、身長1.2mほどの乗員の遺体が14体回収された。頭部が異様に大きく、青白い肌で華奢な体つきであった。中央におかれていた2m四方の金属製の容器からは、人間のバラバラ遺体が発見された。赤い液体に浮かぶ手足、胴体など調査員たちは吐き気をこらえて思わず目を背けた。

墜落した機体と乗員の遺体は、最終的にロスアラモス研究所にある原子力テストエリア内に設けられた施設に運び込まれ、調査・分析が実施された。遺体の解剖にあたったのは、当時生物学の権威だったデトリーブ・ウルフ・ブロンク博士である。

異星人の体液は、人間のそれとは異なり、、赤血球がなく無色透明であり、オゾン臭を発していた。消化器管も生殖器もなかったことから、高度な遺伝子工学技術によるヒューマノイドであるとの結論に達した。

異星人の解剖結果のさることながら、科学者たちを困惑させたのがETV内で発見された人間の惨殺体であった。ご遺体はどこからきたのか?なんのために使おうとしていたのか?調査にあたった専門機関はもとより、米政府首脳の衝撃と困惑は計り知れないものがあった。

米空軍のUFO調査機関である「サイン」は、その後「グラッジ」と改名、改編され、極端な秘密主義をとるようになった。その原因はこの「アズテック墜落事件」が影響したといわれている。(『ムー的未解決事件』2016年6月 並木伸一郎著 学研プラスより)

《事件のあらまし②》

1948年(昭和23年)325、ロズウェル事件より8ケ月後のことであった。
ニューメキシコ州アズテック郊外、ロズウェルより北西方向へ直線距離で400㎞離れた場所において、1機のETVが不時着する。円盤が不時着した衝撃により、機体破損、内部の急な減圧に耐えられなかった。機体の残骸、乗員の死体をアメリカ空軍特殊部隊が回収した。

墜落した飛行物体は、直径約30mでアズテック市北東約20㎞地点に不時着した。

内部に乗員の死体があり、身長91㎝~110㎝未満。小柄で頭が大きく手足が長い。黒色で細長いつりあがった眼をした乗員の遺体(グレイ型EBE)が16体発見される。(出典:『月刊ムー』2018年1月号No.446

《アズテック事件を裏付ける新たな資料》

「DIA対敵防諜部編纂の極秘文書 DIA報告第405389号」
2017年6月13日にラジオ番組である「ミッドナイト・イン・ザ・デザート」においてリークされる。その後インターネット上において全面公開された。表紙の「ULTRA TOP SECRET」を素直にとらえると機密中の機密であることは容易に理解できます。


 (画像出典:『月刊ムー』2018年1月号No.446

 DIA報告によると、アズテックにむかったアメリカ空軍特殊部隊(墜落円盤回収部隊)に、MJ-12委員会のロバート・オッペンハイマー博士をはじめとする科学者6名の委員が同行する。
 円盤回収部隊は、円盤機体最下部(「貨物倉」)をこじあけて内部に侵入する。傾斜の急な螺旋階段を上ると「飛行デッキ」があり、そこにいすに座った状態で身長1.2m程のグレイ型の乗員が息絶えていた。
 最上部の「キャビン」には、操縦装置や計器類などが円形に並んでいた。ここにもグレイ型乗員が3人息絶えていた。ただかろうじて一人のグレイ型はわずかに生存していた。
 最初に入った「貨物倉」には、壁際に透明な容器が14個整然と並んでいた。それは「冷凍睡眠カプセル」となっていた。
 14個のカプセルの内、2つは空の状態、12個のカプセルには地球人に似た成人男女と赤ん坊が眠っていた。ただ内臓の数、サイズ、位置が微妙に異なっているため、地球外知的生命体(EBE)である。

 臨床医学的にEBEたちは「存命中」とみなしたため、蘇生を試みるために、12人を二手にわけてニューメキシコ州内に2ヶ所あるロスアラモスの生物科学研究所に救急搬送する。その結果、成人男性EBE1人、男児EBE2人、女児EBE1人は蘇生に成功する。他のEBEたちは、「全員死亡」と診断される。

 成人男性EBEは、完璧な英語を話すことができた。そればかりかテレパシーによる意思疎通が可能、透視、念動力、サイコメトリー(接触過去視)を操ることができた。
 1948年4月にDIAの計らいにより、科学研究所の複合施設に「体力回復」のために療養(収容)される。(秘密裏に保護管理下におかれる。)
  その後、EBEたちは、バーモント州に米陸軍情報機関が用意した「隠れ家」に身柄を移され、トルーマン大統領をはじめ政府要人、軍の当局者たちの事実上の尋問を翌年3月まで受けた。
 最初は直に対面、以後はおおむね電話回線を通して、何度も繰り返し対話を重ねる。
磁気テープ録音による逐語的対話記録は、文書におこしたときの枚数の換算で683ページに達する情報量があった。
 地球人類との質疑応答的な対話を始めるにあたって、アズテックEBEは「宇宙における先進文明を代表する立場」らしく細心の配慮を示した。
(EBEの主張)「地球文明全体の自立的進歩の方向性を、変えたり加速したりするような高度の科学技術情報は与えるつもりはないが、仮に部分的にでもアメリカに与えた場合には、公平を期して当時冷戦状態であったソビエト連邦にも、領土内に円盤を不時着させるとか、必ず何らかの手段を講じて、同量同質の情報を提供する」と主張した。
(出典:『月刊ムー』2018年1月号No.446


《関連リンクはこちら》



《動画》

ウイリアム・クーパー氏証言 アズテック事件

《関連記事》

アメリカ情報自由化法によって公開されたFBIの極秘資料に記されていた事実とされています。

【公式記録】3機のUFOと9体のエイリアンを米軍が回収か? FBI署長が長官に送った「第二のロズウェル事件」メモ「ガイ・ホッテル文書」の謎! 
2017.04.26 http://tocana.jp/2017/04/post_12987_entry.html 

 トカナではこれまでにもFBI(米連邦捜査局)が同ウェブサイトで公開している機密指定解除文書の話題を取り上げてきたが、その大量の文書の中でも100万回は閲覧されているという図抜けた注目度を誇る文書がある。最も人気とされるそのFBI文書は、なんとUFOに関するものだったのだ。

■1950年に3機のUFOが墜落、エイリアンの遺体9体を回収していた? 


「ガイ・ホッテル」文書 「FBI」より 
(出典:http://nazotoki.com/wpcontent/uploads/2016/02/hottel2.jpg)

昨年、FBIは機密指定を解除した大量の文書を自らのウェブサイトで公開し、現在誰でも閲覧・ダウンロードが可能になっている。文書の中にはUFOや宇宙人に関する保管書類もあり、研究家たちの間で今も発掘とレビュー作業が続けられている。  
 そして現在最も閲覧されている文書は、1950年3月22日に当時FBIのワシントンD.C.オフィス署長のガイ・ホッテル氏が初代FBI長官のジョン・エドガー・フーヴァー氏に宛てて書いたメモである。文書名は筆記者の名を取って「ガイ・ホッテル」と名付けられて保管されていた。  
 気になる内容は、米空軍の調査員から3機の“空飛ぶ円盤”がニューメキシコ州で回収されたという報告を受けたことを長官に伝える書簡である。
「それら(空飛ぶ円盤)は円形で中心が盛り上がっており、直径はおよそ50フィート(約15m)ある。内部にはそれぞれ身長3フィート(約91cm)ほどのヒト型生物の死体が3体あり、いずれもメタリックな質感のなめらかな素材の衣服を着用し、ジェット機のパイロットのようにコクピットに拘束されていた」(「ガイ・ホッテル」文書より)  
 3機の“空飛ぶ円盤”と9体のエイリアンの死体が米空軍に回収されていたとすれば驚くばかりだ。
「これらの“空飛ぶ円盤”が(墜落して)回収されることになったのは、当日に軍がきわめて高出力のレーダーを発信していたため、円盤の制御システムに異常をきたしたからであると思われる」(「ガイ・ホッテル」文書より)  
 軍の高出力レーダーの影響で操縦に支障をきたして墜落したというのは意外な感じもするが、空軍ではこれ以上の現場検証は何も行っていないことを報告してこの「ガイ・ホッテル」文書は結ばれている。  
 しかしこれほどの物証がありながら、これ以上の何の調査も行っていないなどということがあるのだろうか。ホッテル氏地震も空軍の担当者にさらに詳しい情報を求めなかったことになるが……。この事件の舞台がニューメキシコ州ということもあって、世界で最も有名なUFO事件といわれている「ロズウェル事件」(1947年7月:米ニューメキシコ州ロズウェル付近)との関連も取り沙汰されてくる。ともあれ、謎が膨らむこの「ガイ・ホッテル」文書に多くの注目が集まっているのだ。

  http://tocana.jp/2017/04/post_12987_entry_2.html 

■エイリアンが注意深く地球を監視している  
 ご存じの通り現在、世界は軍事的な緊張に包まれているが、一説によれば地球上のこの事態を地球外知的生命体も注意深く観察しているということだ。元上院議員(民主党)のマイク・グラベル氏は「何者かがとても注意深く地球を監視しています。なぜなら我々はとても好戦的な惑星の住人だからです」と説明している。

マイク・グラベル氏 画像は「YouTube」より 
https://www.youtube.com/watch?v=c1U6rQZJ0e0
US Senator Mike Gravel on UFO Cover-up at the Citizen Hearing 1 of 2
  
 1963年~67年の間にカナダの国防相を務めたポール・ヘリヤー氏もまた、彼らが地球上で繰り広げられる紛争について憂慮しつつも注意深く観察を行っていることを指摘している。ヘリヤー氏は2013年12月にロシアのニュース番組に出演した際に、興味深い自説を語ったのだ。
「米ソ冷戦下の1961年に50機のUFOがロシアからヨーロッパを横切って南に飛んでいった。もしこのUFO編隊が戻ってきたら世界中がパニックに陥るとして、当時の欧州連合軍司令部はとても困惑した。そして地球外知的生命体に関する本格的な研究がはじまったのだが、研究から3年が経過し、地球上には4種類のエイリアンがいることが突き止められた。そして彼らは少なくとも数千年前から地球を訪れていることもわかった。我々が原子爆弾を開発して以来、彼らの活動は特に活発になっている。再び核兵器が使われることを彼らはとても懸念している。(核兵器の)影響は地球だけにとどまるものではなく地球外生命体にも及ぶからである」(ポール・ヘリヤー氏)


グラベル氏やヘリヤー氏の指摘が正しいとすれば、今現在、特に極東情勢の動向をエイリアンは注意深く観察しているだろう。エイリアンを失望させないためにも(!?)、そしてもちろん犠牲者や避難民を出さないためにも、平和裏に事態が収拾することを望みたいものである。 (文=仲田しんじ)参考:「Collective Evolution」、ほか



2013年3月22日、FBIのプレスリリース
「結局のところ、ホッテルメモは決してUFOの実在を証明するものではない。このメモは単にFBIが調査をしないまま2次、3次の情報を書き記したものにすぎない。」

事実上、FBIは「ホッテルメモ」の資料的価値を否定したことにより、アズテックにおける円盤墜落事件を否定したに等しいでしょう。「ホッテルメモ」でアズテック事件を立証することは不可能でしょうね。

アズテック事件・リンク


アズテック事件関連動画










元航空自衛隊空将佐藤守氏が警鐘を鳴らす!2018年宇宙戦争

元自衛隊空将が警鐘 中国が引き起こす2018年宇宙戦争(1)

20180203 1800https://news.nifty.com/article/domestic/society/12151-14674/


 2011年に大反響を呼んだ『実録 自衛隊パイロットたちが接近遭遇したUFO(講談社)の著者、佐藤守元航空自衛隊空将が、このほど新たに『宇宙戦争を告げるUFO 知的生命体が地球人に発した警告』()を上梓した。同書はUFOと宇宙人の謎にさらに深く斬り込んでいるが、軍事・防衛の専門家である佐藤元空将は、ズバリ宇宙戦争のトリガーを引くのは中国だと警鐘を鳴らす。

 
佐藤氏は三沢・松島基地司令などを歴任し、19963月に南西航空混成団司令兼自衛隊沖縄連絡調整官(沖縄地方協力本部)を務めた後、翌年7月に退官した。戦闘機パイロットとしては『F-86F(セイバー)や『F-4EJ(ファントムII)、『F-1(支援戦闘機)などに搭乗し、総飛行時間は3800時間に及ぶ。だが、これだけ大空を飛翔しながら前作では「不思議な体験はしたが、私自身はUFOを見たことはない」ことを明らかにしている。
 「私の現役時代の隊はオープンな雰囲気でしたから『隊長、今日へんなものを見ました。あれは絶対UFOですよ』という類いの目撃談をよく交わしていました。空自のパイロットといえば空に関してはプロ中のプロです。彼らが見たと言うのですから、星でも航空機でもない、未確認の何かだったのだろうと確信していました。実際に取材してみると、多くのパイロットの口から、日本の空にはUFOがウヨウヨいることがハッキリしたのです」

 前作では、退官したパイロットたちは実名で、微に入り細にわたってUFOの目撃を証言している。佐藤氏としては軍事・防衛・外交部門のシンクタンクに籍を置き、同方面での講演なども多いだけに、日本の防衛上、善か悪か、攻撃的か友好的か確認されていない飛行物体の存在を看過できなかった。UFOの正体を突き止めたいとアクションを起こそうとしたとき、幸運な出会いが待っていた。

 「すでにUFOがいるとかいないとか、そういう初歩的な議論をしている段階ではなく、彼らの警告にきちんと耳を傾けなければ大変なことになるぞ、というのが第2作を著した動機です。実は、前作を出した後の'147月に、グレゴリー・サリバンというアメリカ人のETコンタクターからぜひ会いたいと連絡が入りました。彼は現在、日本人の奥さんと結婚して福岡に住んでおり、『日本地球外知的生命体センター』(JCETI)の代表者を務めています。彼とは意気投合し、'15328日から29日にかけてUFOとコンタクトするため、次男とともに山梨県に出向いたのです」
 
サリバン氏はET(地球外生命)とコンタクトするのに必要なのは「音」「光」「意識」の3つを一体化することだと説いている。そしてETがいつ現れるかは、ET自身が決めることだとも指摘する。

 「サリバン氏の話から理解したのは、地球人の持つ周波数は非常に粗く、ETの持つそれは非常に細かい、両者が一致しないとお互いが確認できないということでした。これはどういうことかというと、部屋の中にはいくつもの電波が飛び交っていますが、人体は受信できません。テレビの受像機能があれば可能なのと同じ理屈です」
 「1回目のコンタクトではUFOを撮影しようと、高性能デジカメを用意したのですが、モニターは明るすぎるしズームは難しいし、寒すぎてジッとしていられず見ることができませんでした。ひとまず山を下り、暖を取ってから深夜に行われた2回目のコンタクトでは、撮影を諦めて精神を集中して、29日はちょうど両親の月違いの命日でしたから亡くなった両親のことを念じていたのです。日付が変わり28日から29日になった途端、光がサッと横に移動して、蛍光灯みたいな棒状になったのです。一緒にいた次男も『あっ! 動いた』と声を上げて驚きました。ETは愛を持って私の願いをかなえてくれたのです」

 
佐藤氏は以前から悪のイメージを植え付ける「エイリアン」という名称には違和感があった。だから、ETI(地球外知的生命体)と位置付けていたが、この体験からその思いを一層強くしたのである。
 「残念ながら目撃した棒状の物体の撮影は逃してしまいました。ところが、幸運なことに写真を撮ってくれていた人がいました。山梨への道すがら、東京のあきる野市にあるなじみの古民家喫茶店で休憩をしたのですが、ここの娘さんがよくUFOを目撃するというので『今夜はUFOが乱舞しますよ』と伝えておいたのです。彼女が撮影した写真がコレです(※本誌参照)。私が山梨の上空を見上げていたときの位置関係も時間も一致していますし、私が見た光にそっくりでした」
動画

元自衛隊空将が警鐘 中国が引き起こす2018年宇宙戦争(2)

20180204 1800https://news.nifty.com/article/domestic/jitsuwa/12151-14679/


 UFOはなぜ、どうやって地球にやって来るのだろうか。

 UFOが目撃されるようになったのは、広島・長崎への原爆投下以降のことだと佐藤氏は言う。チェルノブイリ原発、福島第一原発事故では直後に多数のUFOが目撃されている。佐藤氏はこのことから、宇宙人は人類の核開発や宇宙ゴミなど宇宙開発に関する地球人の動きに、何かしらの懸念を抱いているのかもしれないと思うようになった。
 「現在、ETが核以上に懸念しているのは宇宙開発競争の加熱です。このまま無軌道な宇宙開発が続くと、そのうち宇宙資源を巡って地球人同士の宇宙戦争が起きかねません。その危うさに気付いてくれ、と警告しているのだと思うようになりました」
 
すでに宇宙資源を巡る紛争の火種はある。実は核・ミサイル開発で国際社会の非難が高まっている
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙『労働新聞』が、最近になってたびたび宇宙開発に関する記事を掲載しているのだ。

 中でも20171128日から121日にかけ、平壌の科学技術殿堂で朝鮮科学技術総連盟中央委員会の主催する『宇宙科学技術討論会-2017』を開催したと報じているのだが、ここで金日成総合大学をはじめとする各研究機関の研究者が約280の論文を発表、宇宙の平和利用という名目を並べ立て、宇宙開発に乗り出すと言い出した。これは北朝鮮が、宇宙における対米戦略にまい進する中国の尻馬に乗ったもので、人類にとって極めて危険な兆候と言えるだろう。
 「中国は'07112日、四川省西昌市付近の宇宙基地から中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射して、地上約850キロの宇宙空間を飛ぶ自国の気象衛星『風雲1C』を破壊しています。米国はこの破壊実験を『いつでも米国の軍事偵察衛星を攻撃できるぞ』という中国の挑戦と捉え、この事件をきっかけに'159月、宇宙開発に関する取り決め『宇宙活動に関する国際行動規範』(ICOC)を日米欧など109カ国の多国間交渉で協議しました。ここには『紛争防止とともに協議システムの構築や国際法にのっとった解決』などが明記されており、中国の動きをけん制したものです」(佐藤氏)

 中国はこれまで13億人を食べさせるための資源獲得を目指していると理解されてきたが、今や南シナ海の他国領域に軍事施設を増設するのは、政治的な覇権獲得活動と同時に広大な海域に眠る資源を略奪するためというのが明らかになった。
 わが国固有の領土である尖閣諸島に領空・領海侵犯を繰り返すのも、海洋資源獲得と並行して日本の領土をかすめ取るためだ。こうした中国の行動を見れば、北海道や新潟県佐渡島の土地を買い漁るのも、長期的展望に立った日本侵略の第一歩と理解できる。ことほど左様に、中国は宇宙資源及び領土を求めての宇宙紛争を引き起こそうとしていると佐藤氏は指摘する。
 「海王星と天王星にダイヤモンドがある可能性は過去の研究でも指摘されていましたが、米ウィスコンシン大学の研究者らは『土星には最大で1000万トンのダイヤが存在している』との見解を公表しました。太陽系には無限の資源が眠っているばかりか、移住計画さえ取り沙汰されています。ロシア科学アカデミーのスミルノフ学派数理物理学最高責任者である佐野千遥博士は、『UFOのテレポーション能力を支える技術は磁石だが、その素材はレアメタルのネオジムであり、世界のネオジムの90%が中国の新疆ウイグル自治区とチベットに埋蔵されている。このことは将来、同技術が具体化すれば、中国が世界を制覇・支配する危険性をはらんでいる』と警告しています。私も全くの同意見です」
 中国は'1610月に有人宇宙船『神船11号』を打ち上げ、9月に打ち上げた無人宇宙実験室『天宮2号』とのドッキングに成功するなど、米ロと並ぶ“宇宙強国”入りの公約を着々と実行に移している。やがて中国は、2022年頃の完成を見込む独自の宇宙ステーションを本格稼働させるに違いない。

 当然のことながら、欧米各国は中国による宇宙の軍事利用への警戒感を強め、隣国のインドは「地位と名誉の競争だった米ソの宇宙開発と異なり、中国は長期的な資源獲得を目指している」(インド防衛研究分析センター)と、国際ルールを無視する中国に警戒感を隠さない。これは、ETも同じだと佐藤氏は言う。
 「知的生命体は飽くことのない戦いを好む地球人に愛想を尽かし、嘆いているでしょうが、世界の富の大半を収奪している中国などの少数の勢力にはそんな声も届きません。知的生命体は、彼らも生息する宇宙空間を勝手に汚そうとする無知な地球人に対し、警告を発するために地球に来ているのです。それがUFOの飛来という形で地球人の目に映るようになったのでしょう。宇宙戦争は地球人、とりわけ中国がその引き金を引きかねないか心配です」
日本もETの警告に耳を傾けるときが来たようだ。

動画