有明海UFO接近遭遇事件の謎

海苔の収穫時期が近付くと現れる謎の飛行物体
有明海の養殖海苔を狙うUFOが出現!
出典:『ヴィジュアル版超神秘UFO・異星人図鑑』並木伸一郎著2018年7月 学研プラス)

 九州地方最大の湾である有明海は、干潟を利用した海苔の養殖が有名だが、別の面では有明海はUFOの目撃多発地帯としても知られている。とりわけ海苔の収穫期である11月に入るとUFOの出現が頻発するというのである。

201794日、福岡県柳川市で有明海上空を飛行するUFOが撮影された。

午後8:30すぎのこと、海苔の養殖生産業を営む椛島よし子氏(58)が、自宅を出て車に乗ろうとしたところ、夫の十二男氏(70)が指さす多良岳(標高996mの山)の方向を見ると光り輝く物体があった。
 その物体は、「黄色とオレンジ色がまざった色」で、光りながら低空を飛行していた。「機体の下部に赤いランプのようなもの」がいくつもあって、それが「クルクルと回転していた」という。
 その物体が左にターンして、有明海上空を雲仙岳の方向に向かっていった時に、よし子氏がスマホで撮影した。だがUFOは次第に遠ざかり、視界から消えてしまった。約5分間の出来事だったという。(三日月形の形状のUFO

 201711月に海苔の収穫期に入ると同時に、UFOが姿を現しはじめた。
47のつく日にUFOが現れる頻度が高い。」
「海苔を乾燥しているときに出てくることが多い。」
UFOは、青や赤の脈動する光を放ちながら100m以下の低空を飛んでくる。」

多良岳からUFOが飛来すると一週間後に海苔に赤腐れという海苔の病気が発生するといい、雲仙岳からUFOが飛来すると、一週間後に海苔に壺状菌(かび病)が発生して海苔がほぼ全滅し、多大な被害を及ぼすという。

UFOの接近により、海苔に異変が発生する。
これはUFOの「EM効果」ではないのか、と考えられる。EM効果とは、UFOの接近によって生じる現象で、電子機器の制御不能、人体の火傷、植物の変色などの現象が起きることである。

UFO出現によって、その際におこるEM効果によって、有害な菌の増殖が促され、海苔に被害をもたらしているのかもしれない。



平成30年(2018年)519日にUFO研究家並木伸一郎氏が福岡県柳川市にて観測したUFO。同行した宇宙現象観測センター(SPOC)代表北島弘氏が「UFO観測装置SID1」により捕捉、撮影される。

【関連画像】
(画像出典:http://gakkenmu.jp/column/16327/

平成30519PM8:00、動画にして0.5秒の内容。UFOは強烈な白色の発光体で、その周囲を赤味がかかったオレンジ色の「フォースフィールド(力場)」?で包まれていた。

UFOの大きさは、推定100m以上。その後に3D画像処理により、「そろばん玉」のような形状が明確に浮き出た。

 北島弘氏の分析で、UFOは何もなかった空間に突然出現し、左から右方向に(南から北方向に)移動し、0.5秒でしぼんでいくように消滅する。


続発する「有明UFO事件」の謎
(『月刊ムー№453 2018年8月号』より)

 過去の目撃情報を総合すると、UFOは長崎県と佐賀県の県境に位置する標高996mの多良岳と長崎県島原半島の中央部に位置する雲仙岳を結ぶ有明海上に出現している。

 目撃者は、海苔養殖業者の椛島十二男氏と妻のよし子氏、海苔養殖を通じての仲間である千代島敏氏であり、「有明UFO遭遇事件」はこの3人を中心として展開している。

 平成29年(2017年)94PM8:30すぎに多良岳方向に出現したUFOを椛島夫妻が目撃する。出現したUFOは、黄色とオレンジ色がまざったような色で光りながら、ゆっくりと低空を飛行し、卵型の機体下部に赤いランプ様のものがいくつもあり、それが回転していたといわれる。UFOが左にターンして、有明海上空を雲仙岳方向にむかっていった時によし子氏がスマホで撮影する。その後UFOは遠ざかり視界から消えた。約5分間のことであった。

平成291221日の夜、車ででかけようとしていた椛島よし子氏が、低空を移動していくUFOを目撃する。赤く光るUFOをスマホで撮影する。
平成291222PM6:00すぎ、車内から買い物の物品を取り出していた時に、自宅の真上に赤と緑のライトがついたUFOが飛来し、「ブーン、ブーン」というモーターのような音が聞こえた。驚いて自宅へ逃げ込んだよし子氏がしばらくして車に戻ると、まだUFOが滞空しており、車上を通過していったという。

この目撃事件から数日後の昼間、職場で働くよし子氏の頭が突然痛み出すことがあった。まるで何かにぶつけたかのような痛みが頭頂部に走った。確認すると頭頂部が腫れていた。しばらくすると腫れはひいたが妙な違和感は残った。

この後仕事を終えたよし子氏が買い物を終えて自宅へ戻る途中、PM6:00すぎに自宅近辺にて、急に激しい耳鳴りに襲われた。気づくと頭上にUFOが出現していた。しかしそれをみると耳鳴りが治まったという。

平成30117PMに椛島よし子氏の頭頂部が激しく痛みだした。夕方近くになると耳鳴りも併発する。(キーンという甲高い金属音)
PM7:00すぎにさらに頭痛と耳鳴りが激しくなる。用事で家の外にでると上空にUFOが出現していた。同時に頭痛と耳鳴りが消えた。すぐにスマホで撮影しようとするが、スマホの電源がきれてしまう。その間UFOは地平線近くまで降下していた。なんとか復旧したスマホにて赤く輝いたUFOを撮影する。撮影画像には、なぜか二つに分裂したUFOが写っていた。
この日のUFO遭遇事件については、柳川市に隣接した大木町でカラオケ店を営む近藤律子氏も同時に目撃している。赤味がかったオレンジ色の発光体だったという。
平成30131PM6:30すぎにも走行中の車中から「ジグザグに飛行するオレンジ色のUFO」を目撃する。
後日310日に並木伸一郎氏がスタッフとUFO降下地点を調査。「雑草が円形に倒伏していて、渦をまいていた痕跡」を発見する。
平成3021日夜、千代島敏氏が赤く脈動するUFOVTRで撮影する。UFOは空中を30分ほどいったりきたりを繰り返した後消滅したという。
平成30310PM7:00すぎに椛島よし子氏の頭痛と耳鳴りが激しくなり、外へでると多良岳方向上空にUFOが滞空していた。緑、白、赤のライトが点滅せずに光っていた。
この時のUFO出現の時に撮影された画像に、UFO出現とともにに「ヘビのようにクネクネとうねる」発光体が同時に写りこんでいた。

千代島敏氏によるUFO出現の仮説
有明海UFO多発については、「雲仙岳火山が鍵になっている。」といわれる。
雲仙岳は、アルカリ性火山なのでケイ素が存在する。メキシコのポポカテペトル火山もアルカリ性だからUFOが出現するという。「ケイ素は、例えるならコンデンサー。使い方で電気に変換されるからだ。」と指摘する。つまり雲仙岳のアルカリ性の火山灰がUFOのバッテリーに入ると復活するのだという。

〈管理人〉千代島氏の見解は納得できるものですが、椛島夫人の頭痛と耳鳴りが気になります。平成29年暮れの遭遇事件の時に「発信機」的なもの、というより「受信装置」かな?を頭部にインプラントされた可能性もなきにしもあらずですね。しかしつらい体験ですな。病院で検査などはしたのかな?

有明の異星人とアブダクション事件
平成29年から30年にかけての一連のUFO遭遇事件についてみてきたが、そのきっかけともいえる事件が既に1980年代に存在していた。そこに絡んでいるのが、海苔養殖業者の椛島氏と仲間の千代島氏である。

 1980年代に椛島氏と千代島氏、有人のJ氏の3名で海苔養殖に関する勉強会が行われていた。化学に強い千代島氏が講師となって、深夜2:003:00まで喫茶店を拠点として生化学の本を広げての抗議が続けられていたという。(テーマは主として海苔の製造法。)
 従来とは100%異なる画期的ともいえる製造法の発見をめざしていた。それには海苔の養殖に欠かせない「培養液」の開発が重要課題だった。当時から千代島氏は独自にその培養液を研究、開発していた人物であったのである。

 2年、3年、4年を経て、徐々に抗議にも慣れた頃に、どこから聞きつけたのか夜中にも関わらず「化学に興味がある。」という小柄な女性が参加してきた。年齢は20歳くらい髪の毛は真っ黒で日本人形のような髪型である。色白できれいな肌をしていて、ありふれた服を着ていた。千代島氏が、「よろしく!」と握手したときに、あまりに手が冷たいのでびっくりしたという。その後しばしば勉強会に顔をみせたが、しばらく途絶えたこともあった。
 あるときから彼女が友達を連れてくるようになり、5人での講義になった。みんな身長が1.5mくらいと小柄な体格で、顔は面長で卵型、色白で肌も抜けるように白かった。奇妙なのは、彼女たち同士の会話であり、話す言葉がチンプンカンプンで全く理解できなかった。明らかに地球上の言葉ではなかったというのである。ただし千代島氏たちとの会話は日本語であった。奇妙なことに彼女たちは、ジュースとコーヒー以外は何も口にしなかった。
 あるとき「ここまでどうやって来たのか?」と尋ねると「ダイハツミラでみんなと来た。」と答えたが、「車まではブルーの光線で降ろされた。」と、わけのわからないことも口走った。後でこれが真っ赤な嘘だとわかった。あるとき彼女たちの後をつけた千代島氏は、近くの神社の上空に巨大な葉巻形UFOが滞空していて、光線とともに中に吸い込まれていくのを見たという。
 その後、これまでもどこか常人とは異なる雰囲気があったため「人間の中に混じっている異星人だろ?」と単刀直入に聞いた。すると翌日の朝に千代島氏と椛島氏の二人は起きようにも起きられなかった。体中のエネルギーを吸い取られて、その後の23日は全く動けなかったのである。この体験後、二人は彼女たちが異星人であると確信したという。
 またあるとき椛島氏が、「お前が異星人なら俺を宇宙旅行に連れってってくれんか」といったら、「はい」と答えたそうである。もちろんこの時の椛島氏は、半信半疑だったという。
 それからしばらくして、勉強会も解散し、女性たちも顔をみせなくなった。椛島氏は海に出て、これまで以上に海苔の生産に力を注いでいた。例えば海苔の培養液を撒いたり、それに新たな成分を混ぜたりと試行錯誤を繰り返していたが、そのたびにまるで監視でもするかのようにUFOがつきまとったのだ。UFOが船の上をグルグル回っては飛び去っていったり、ある時は船の真上に現れたUFOに向かってライトをピカピカと照射すると、船着き場まで追尾されたので、怖くなって二度とやらなかったという。近隣ではUFOに追われて海苔養殖から撤退した人もいた。

船上で光線を浴びてUFOに連れ去られた!!
 1990612PM9:00すぎのこと、椛島氏は海苔の養殖場から港に戻る途中に奇妙な物体を目撃したのである。「あっ、あれは?」椛島氏の目が南の空から近づいてくる赤く脈動する物体を捉えた。物体は見る間に接近してきて頭上で停止、次にブーン、ブーンという怪音が聞こえてくると、体が白い光に包まれ、たちまち意識がなくなっていった。われに返ってから帰宅したが、なんと時計が1日進んでいた。13日になっていたのである。もちろんその間の失われた時間の記憶は全くなかった。
 それから1週間ほどたって椛島氏は、奇妙な夢を見た。UFOに乗って宇宙空間を飛行する、という夢である。しかも夢とは思えないくらいリアリティがあった。窓の外には真っ暗な宇宙空間が広がっていた。「地球から●●万光年離れております。気温がマイナス●●度」などという説明があり、その後「もう降りる、着陸しますよ」というアナウンスがあったという。
「気温や距離などの数字もよく覚えていませんし、そこまでの記憶しかありません。」と語る。この時に異星人の姿は見ていないという。

UFO内で異星人に身体検査された!!
 椛島氏だけでなく、千代島氏もまたUFOアブダクションを体験している。
千代島氏は、その日付を124日、雪の降った日だったと記憶している。25歳のころだったというから、事件は1977年におきたことになるので、謎の女性と会う以前の話のようである。
 千代島氏が自らスケッチを描きながら、当時を思い出して語るには、こげ茶色で円盤形のUFOが頭上近くに接近し、ブーンという音を発していた。機体の上部に透明のドームがあって、中に二人の男の姿がみえた。彼らは白バイ隊員がかぶっているようなヘルメットをかぶっていた。肌は青白く、目は一重まぶたで眉毛がない。鼻は細い。おちょぼ口で人間と似たような服を着ている。UFOの下部も全部茶色、底部がシャッターになっていて、周囲にランプがついていた。このシャッターから赤い光が放射されて、それを浴びた千代島氏の体が骨まで透けてみえた。すぐにUFO内に吸い上げられたが、気づくと1時間30分経っていて、地上に降ろされていたという。
 そして3年後にこの時のアブダクション体験が夢となって現れた。それは誘拐されて検査されている夢だった。ベッドの上に拘束されて、周囲に黒い服を着た連中が3人いた。(医師のようであった)四角い機械の前で、白い服を着た二人がいて彼らがいろいろと指図をしている。やおら鼻の中に何かを突っこまれたという。
 その後夢を見るたびに「こうしなさい。」と指示?するようなメッセージが現れるようになる。画像であったり、文章だったり、日本語で現れる。自分で本を読んだつもりになっていたそうであるが、そんな本は存在していない。
 例えば紫外線をカットする方法や、光を増幅させる方法などが載っていた。他にブラックホールが電子で形成されている、と教えてもらったこともあるという。

海底にある謎の構造物はUFO基地か!?
 千代島氏がアブダクションされた時の夢では、ベッドに寝かされている間に異星人が興味深い行為をしていた。布のようなもので彼の両手の指を11本丁寧にふきとったという。誘拐される直前まで培養液をいじっていたので、液が指に付着していたのは間違いなかった。しっかりとふき取ると、異星人たちは姿を消してしまったという。
「あの行為からすれば、そう考えざるを得ないのです。」
千代島氏は、自身を誘拐した異星人の目的は、培養液にあったのではないか、と推測している。海苔の養殖に重要な役割をはたすのが「培養液」である。だがその成分は、養殖業者にとっては企業秘密事項である。千代島氏は、培養液の製造法について興味深い発言をしている。
特殊な培養液の製法に助言してくれた人物がいる。その人物は、米空軍のUFO調査機関プロジェクト・ブルーブックに所属していた学者だという(故人)。その人物は日本人であり、元京都大学の教授だというのだが、素性は全くの謎である。
有明海周辺地域、福岡県柳川市では、夜間にUFOが徘徊し、培養液を狙っているのではないかと千代島氏は常々主張している。しかも千代島氏が培養液の製造を行っていると、きまってUFOが現れるというのである。このUFOの出現にリンクして有明海のどこかに「UFOの海底基地」が存在している可能性がある、とも主張している。

有明海の長洲町と雲仙を結ぶちょうど中間の浅瀬に「円形の構造物」が姿をみせることがあるという。偶然に最新式の電子機器を装備した船が近くを通過すると、たちまちコントロールを失い、クルクルと回りだすという怪現象が起こっているといわれる。

〈管理人〉どうも培養液の成分を異星人が盗もうとしているように思えますな。ブルーブックの構成員に日本人が入っていたことも驚きですが、その人が京都大学で研究をしていたことも驚きです。しかし何にせよ、日本人が開発した技術を、異星人が盗もうとする、これは国防の観点からも座視できない問題といえるでしょう。


培養液の製法を狙う異星人の謎

明かせない培養液の製造法

海苔の培養液、UFOと異星人との関係についての千代島氏の話である。

多良岳からUFOが来ると1週間後に海苔に赤腐れが発生し、雲仙岳からUFOが来ると1週間後に海苔にツボ状菌が発生するのだという。
まるで菌の発生を予知するかのように出現するUFOだが、たいてい青や赤の脈動する光を放ちながら100m以下の低高度を飛んでくるという。

UFOの接近で海苔に異変が発生するのは、偶然なのだろうか?

興味深い情報として、千代島氏の培養液を使っている佐賀県の海苔生産業者のAさんは、海苔の収穫時にUFOが飛来すると証言しているが、菌が発生して海苔がダメになっても、UFOの接近によって復活することがあるという。
あろうことか福岡県側と佐賀県側で海苔の生育に関して逆の現象がおこっている。もしかしたら、これはUFOEM効果と培養液の相乗効果ではないだろうか?
あるいは、また千代島氏の培養液に本人が決して明かせないような秘密があるのだろうか?
当の千代島氏は、「UFOが現れるのは海苔の生育と培養液に興味をもっているのは間違いない。それも培養液の調合に秘密があるからだ。」と指摘するだけで、培養液の真相については謎である。千代島氏はその秘密を熟知しているからこそ、実践できている。
千代島氏の培養液は、夢にでてくるメッセージに従って製法を実行しているだけだという。やはり千代島氏の培養液には明かせない秘密があるのはまちがいないことである。

異星人は海苔の製造法を知りたがっている!?
千代島氏は、「UFOの飛来は菌の発生とも関係がある。彼らはそれを研究したいのかもしれない」と指摘する。
さらにUFOが海苔の収穫に合わせて寒い時期に頻出することから考えると、彼らの母星はかなり寒く、海苔のようなものも存在していて、彼らの生存に欠かせない食糧になっているのではないだろうか、という。
また光学的テクノロジーは進んでいるのかもしれないが、生物学的な知識が欠如していて、(海苔?を)育てるのに相当苦慮しており、地球上にある菌に注目している。それも「好熱菌」に注目しているのではないか、と指摘する。
「好熱菌」とは至適生育温度が摂氏45℃以上、或いは生育限界温度が摂氏55℃以上の微生物またはその総称である。ある種の菌類や藻類も含まれており、特に至適生育温度が摂氏80℃以上のものは、「超好熱菌」と呼ばれている。極限環境微生物の一つで生息域は温泉や熱水域、強く発酵した堆肥、熱水噴出孔などであるという。
どうやら千代島氏は、化石化した超古代の岩塩から超好熱菌を抽出することに成功したようである。おそらく培養液の製造過程の一つなのであろう、千代島氏いわく、岩塩の中で、超好熱菌は生きていて、実はそれは地球外生物であり、扱う人間の中身を「視る」のだという。相性がよくなければ消えてなくなるか、或いはまた臭い人に入れ替わってしまうという。
さらにその超好熱菌から抽出した物質が、UFOの機体の一部に使用されて機能しているのかもしれない。
実際にバイオコンピューターで超好熱菌で作るという研究が進んでいるという情報もある。超好熱菌は、乾燥しようが、高温になろうとも壊れない。だから異星人たちは、この超好熱菌に注目しているというのである。
「彼らの母星は寒いのでしょう。そしてやはり海苔と関係がある。海苔は寒いほどよく育つからです。しかし培養液が開発できないため、海苔の養殖がうまくいっていない。だから培養液に関心があり、それに超好熱菌も利用しようとしているのでしょう。」と千代島氏は指摘する。
その培養液であるが、超高質のものは作れないそうである。元々高価であり、入手困難な材料を使っていたようであり、その材料でさえ入手できなくなったからだという。

今は千代島氏は、新たな培養液の開発に着手しはじめている。その実験がはじまり、新しい培養液が開発されるとその培養液に関心をもつUFOと異星人は動き始めるに違いないだろうと語る。


彼らはワームホールからやってくる!!
 培養液を狙っている?といわれるUFOはどこからくるのであろうか?
千代島氏は、ワームホールを通って出現するという仮説を立てている。ワームホールの形成時に、軍用機やヘリが遭遇するとホールのリングに衝突、大破してしまうらしい。
 これを裏付けると思われるミステリアスな事故が起きていた。
 20041224PM9:08頃、「エス・ジー・シー佐賀航空株式会社」所属の小型機が、長崎市尾上町の長崎ベイサイド場外離着陸場から佐賀空港に向けて飛行中、佐賀空港から南西約14㎞の有明海上に墜落した。同機には、機長ほか同乗者2名の計3名が搭乗していたが、全員死亡、同機は大破したが、火災は発生しなかった。本事故は、機長が空間識失調に陥ったことが考えられ、機体の制御能力を喪失して大きな速度と降下率で海面に墜落したため、機体が大破するとともに搭乗者全員が死亡した。と正式に公表されている。

 この事件に関して、興味深い情報がある。千代島氏の培養液を使っている佐賀県の海苔生産業者のAさんが、同時刻に、ちょうどこの事故現場近くの海上で海苔養殖の作業中であった。すると突然上空から「ガシャーン」という衝突音が聞こえたという。
 暗くて何もみえなかったが、間違いなく何かぶつかりあった衝突音だったという。これが事実であれば、ワームホールからやってくるUFOの存在を裏付ける情報ではないだろうか?

 平成305月に著者並木氏らが、有明海で観測に成功した100m程の巨大UFOは、SID1が捉えたUFO0.5秒という一瞬の間に出現し姿を消している。まるで異空間から異空間へ渡っていったように・・・。

はたしてこのUFOは、ワームホールから現れたのであろうか?

何よりもこの有明海を舞台に巻き起こっているUFO現象はいったい何を意味しているのだろうか?


〈2019年に入っても続くUFO出現現象〉

(出典:並木伸一郎公式ツイッター/ https://twitter.com/shin_ichirou216)


【関連動画】 有明UFO接近遭遇事件の謎 MUTube(ムー チューブ) 2018年8月号 https://www.youtube.com/watch?v=v7D_WHzztIY


島原半島にUFOが

我が国におけるETV&異星人との遭遇事例はさらに深く分析される必要がありますね。少なくとも政府が言うように「UFOや宇宙人はいない」わけでは決してないです。そればかりか我が国は目撃だけでも膨大な事例があります。


【異星人の目的を知れば知るほど背筋が凍る異星人アブダクション事例】

目的が目的だけにそら恐ろしいですね。人類全体のこれは「国際問題」でしょう。国連の人権委員会で対策を考えるべき問題でしょう。
【アブダクション】衝撃!UFO・宇宙人と遭遇した人たち【ザ・ファクト異次元ファイル】 https://www.youtube.com/watch?v=w9xbq6GSpR4  

〈管理人〉千代島氏が開発した特殊な培養液を使用して、生産された椛島氏の海苔は、「高級海苔」として取引されている。どこかの異星人が、地球人の、しかも日本人の開発した技術を盗みにくる稀有な事例といえるでしょう。いっそ異星人と契約、取引しても悪くないかと思いますが、椛島氏はこの点を売りにして海苔の販売に結びつけてもいいかもしれません。いずれにしても日本の重要な産業として大切に保護され、発展していべく政府は補助金をだしてもいいように思います。


金星の謎 ~ハピタブルゾーンぎりぎりにある惑星の実態とは?~

高温・高気圧すぎて地球型の生命には過酷な惑星 金星
(探査衛星あかつき撮影)

 

  太陽に近い水星、金星、地球、火星を地球型惑星という。地球型惑星は主に岩石や金属(鉄やニッケルなど)でできた惑星であり、微惑星の衝突、合体によって現在のサイズまで成長することが、専用コンピュータのシュミレーションによって確認されている。

 

  金星は地球とほぼ同じサイズで、生命が宿るには最適な大きさです。しかし地球よりやや太陽に近かったため、46億年前に惑星が形成された際に大量の二酸化炭素の大気による温室効果で表面温度が460℃、90気圧もの過酷な環境となりました。またハピタブルゾーンのやや内側に位置しているので、地球でおきたような原始大気に含まれていた水蒸気が冷えて海をつくるとともに、大気中の二酸化炭素のほとんどを水が溶かして海中に運ぶというメカニズムも発生しませんでした。このため原始金星の大気中に含まれていた水蒸気は、次第に太陽からの紫外線によって水素と酸素に分離し、大気外へと運ばれていってしまったのです。

 こうして地球に一番近い惑星である金星は、残念ながら生命が宿るには過酷な環境のまま現在を迎えていると考えられています。(引用文献:『地球外生命は存在する!~宇宙と生命誕生の謎』縣秀彦 幻冬舎新書455 2017530日)


しかしこうした通説とは異なり、「金星から来訪した」「金星人」のとの接触事案がいくつか存在しています。フェイクと一括りにしてしまうのは簡単ですが、証言者がいかんせんバラバラで関連性がありません。はたして金星は生命の存在しない「死の星」なのでしょうか?


【探査衛星が捉えた?金星のミステリー】 金星で謎の構造物を発見!?中にはピラミッドも?世界が震えた
https://www.youtube.com/watch?v=_tDFG52wEik
金星のオアシスに、宇宙都市発見! (2018.12.04)
https://www.youtube.com/watch?v=K_VrIp6jtTM


【金星人は地球に飛来している!?】


金星人スペース・ピープル


月に招かれたハワード・メンジャーがコンタクトした!?

1956年にアメリカ・ニュージャージー州のハワード・メンジャー氏は、自宅付近で空飛ぶ円盤の撮影に成功し、宇宙人と会見するようになった

 メンジャー氏は、その後もUFOETV)の乗員と接触し、1958年には月面にも招待されたと主張している。



 メンジャー氏の説明によれば、画像は金星人の男性であるという。メンジャー氏と月面旅行した記念に撮影されたものであるといわれる。男性の背後にある物体は、ドーム状の屋根、丸型の窓、スカート状に広がった基底部などの形状からいわゆる「アダムスキー型円盤」である可能性が高い。

 メンジャー氏は、これ以外にも数多くの飛行物体、つまり宇宙船と金星人の画像を撮影しているが、その中にはより明確にアダムスキー型円盤の特徴を示す円盤の画像も存在する。

 またその他にも1958年の月面旅行の際に撮影した「金星人の女性」の画像も存在する。



(画像出典:2点

https://www.google.com/search?rlz=1C2EODB_enJP594JP594&tbm=isch&sa=1&ei=yzE1XKHwBoih8QWcmZSgCQ&q=%E9%87%91%E6%98%9F%E8%A1%A8%E9%9D%A2+%E5%86%99%E7%9C%9F&oq=%E9%87%91%E6%98%9F%E8%A1%A8%E9%9D%A2&gs_l=img.1.1.0l2j0i24.677522.684137..687594...0.0..3.186.2551.8j14......2....1..gws-wiz-img.....0..0i4j0i4i37j0i23j0i4i37i24.afjm83irT6s



もう1件、あまりに有名な金星人オーソンとの遭遇体験と彼らから授けられたという宇宙哲学を世に伝えた話。(リンク)

どうなってるの?探査衛星は金星をどう映しているのか?(リンク)


金星についての最新の研究成果

金星の大気現象「スーパーローテーション」維持の謎が解明される
sorae
2020/04/25 13:43 https://www.msn.com/ja-jp/news/future/金星の大気現象「スーパーローテーション」維持の謎が解明される/ar-BB13aMpQ?ocid=spartandhp

 金星の大気では自転速度に対して最大で60倍も速く流れる「スーパーローテーション」が生じていることが知られていますが、これほど速い流れが維持される原因は発見から半世紀以上に渡り謎のままでした。今回、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」による観測データから、スーパーローテーションが維持される仕組みが明らかになったとする研究成果が発表されています。

太陽による加熱を原因とする大気の「熱潮汐波」が加速していた
 © sorae 今回の研究成果をもとにした金星の大気循環を示した模式図。熱潮汐波が低緯度の大気に角運動量を運び込む(赤色の矢印)ことで、西向きのスーパーローテーションが維持されているとみられる(Credit: Planet-C project team


 金星の自転周期は地球と比べて遅く、1回自転するのに地球の約243を要します(自転の方向が公転とは逆向きなので、金星の「1日」は地球の約117に相当)。そのいっぽうで、金星の大気は自転の方向である西向きに高速で流れており、その速度は雲の層(高度5070km)の上端あたりでは秒速およそ100m金星を4日ほどで1する速度に達しています。
 堀之内武氏(北海道大学)らの研究チームは「あかつき」による金星大気の観測データを利用し、金星の大気が循環する様子を三次元的に詳しく分析しました。その結果、太陽によって昼側の大気が加熱され夜側で冷えることによって生じる「熱潮汐波」が、低緯度の大気に角運動量を運び込むことで大気を自転方向に加速し続け、スーパーローテーションを維持する役割を担っていることが明らかになりました。また、南北方向にゆっくりと循環している「子午面循環」によって、低緯度から高緯度に向けて角運動量の一部が運び去られ、スーパーローテーションを弱める効果がもたらされていることも判明しています。
 JAXAでは「あかつき」プロジェクトの目的として「金星大気の三次元的な動きを明らかにし、金星の気象学を確立すること」を掲げており、特に大きな謎としてスーパーローテーションが生じる原因をあげています。今回の研究成果は、「あかつき」プロジェクトが掲げる大きな目標のひとつが達成されたことを意味するものと言えます。

太陽系外惑星の研究にも応用できる可能性

© sorae 「あかつき」の観測データをもとに作成された金星の画像(Credit: JAXA / ISAS / DARTS / Damia Bouic

 今回の研究では、熱潮汐波がもたらすスーパーローテーションによって昼側から夜側に熱が運ばれるとともに、子午面循環によって低緯度から高緯度にもゆっくりと熱が運ばれることで、太陽のもたらす熱が金星全体に行き渡っていく様子も示されました。この東西の速い循環と南北の遅い循環が両立する仕組みは、近年発見が相次いでいる太陽系外惑星の研究にも応用できる可能性が示されています。
 系外惑星のなかには主星の近くを周回しているために、主星の重力がもたらす潮汐力によって自転と公転の周期が一致する潮汐固定(潮汐ロック)の状態にあるとみられるものがあります。こうした系外惑星では片側が常に昼、もう片側が常に夜の状態になるため、自転速度が遅い金星と同じような大気循環が成立している可能性を今回の発表では指摘しています。「あかつき」の観測がもたらした成果は、今後の系外惑星の研究でも活用されることになるかもしれません。

Image Credit: Planet-C project team
Source: JAXA 文/松村武宏

太陽観測機が偶然?とらえた金星の姿

NASA「撮れるはずのない金星の画像が撮れちゃった」

山田ちとら

2021/03/04 11:00NASA「撮れるはずのない金星の画像が撮れちゃった」 (msn.com)

mage: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallagher via Gizmodo US

思いがけない大発見。

太陽の秘密を解き明かすべく2018年に打ち上げられたNASAの太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が、太陽ではなく金星の意外な姿を捉えました。

画像の左端に写っているのが金星で、全体的に白くモヤモヤっとしています。これは金星が分厚い硫酸の雲に覆われているから。晴れることのない雲に覆い隠され、本来なら地表の様子までは見えないはずなのです。ところが中央に写っている大きな暗い影はなんとアフロディーテ大陸と呼ばれる高地帯!

見えないはずの地形がなぜ見えてるの?と驚いたNASAが調べてみたところ、どうやらパーカー・ソーラー・プローブに搭載されている広視野カメラが可視光線だけではなく赤外線に近い波長も捉えられるらしいことがわかったそうです。超ハイテクな宇宙開発分野でも、うれしい誤算ってあるんですね。

期待以上の性能を発揮

ことの発端は2020711日、パーカー・ソーラー・プローブが軌道修正のために行った3度目の金星スイングバイでした。金星の地表からおよそ12,380kmの距離にまで近づいたところで広視野カメラ「WISPRWide-field Imager for Parker Solar Probe)」を使って金星をパシャリ。こんなに美しいイメージを捉えました。

© Image: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallagher via... フルスケールでお楽しみください

WISPRには可視光の波長で太陽のコロナを観測するための光学望遠鏡がふたつ搭載されています。なので、可視光線を使った観測では金星の雲しか見えないだろうと誰もが思っていたのに、「WISPRのカメラは雲を突き抜けて金星の地表まで捉えたんです」とWISPRのプロジェクトサイエンティスト、Angelos Vourlidasさんは話しています。

どうやって?同じくWISPRプロジェクトのチームメンバー、Brian Woodさんによれば、どうやら金星の表面からの熱放射を捉えた結果だったようです。

可視光線に限らず、近赤外線も観測できる?

ヒントはJAXA2010年に打ち上げた金星探査機「あかつき」にありました。

WISPRが捉えた画像は、あかつきが近赤外線の波長で観測した画像にとてもよく似ているとWoodさんはNASAのプレスリリースで語っています。

赤外線を使って観測すると、熱放射を捉えることができます。実際、今回映し出されたアフロディーテ大陸は金星でもっとも大きな高原地帯で、地表での温度がほかの場所と比べて摂氏30度ほど低いことが知られています。そのため、温度が低いぶん熱放射も少ないので、今回の撮影ではアフロディーテ大陸だけ暗く見えたと考えられるわけですね。

WISPRもあかつき同様に近赤外線の波長を使って観測できるキャパシティを持っているのであれば、今後パーカー・ソーラー・プローブが挑むことになる太陽探査ミッションにおいても大いに役立ちそうだと期待されています。具体的には、太陽のコロナ以外にも太陽のまわりを漂う宇宙塵の観測が可能になるかもしれないそうです。

NASAの科学者にとっても想定外だったWISPRの感度。太陽に接近しつつも「本番」に向けての調整が進みます。

ちなみに、金星の表面に見える細かい引っかき傷のように見えるのは宇宙線粒子。また、金星の縁が明るく輝いて見えるのは「大気発光」と呼ばれる現象で、天文学辞典によれば「太陽からの紫外線などにより励起された大気上層部の分子や原子の発する光」なのだそうです。

Reference: NASA, 天文学辞典

やはり古代の金星には「海」は存在しなかった可能性が判明

sorae

2021/11/04 11:20 やはり古代の金星には「海」は存在しなかった可能性が判明 (msn.com)

© sorae ▲ 1974年にマリナー10号によって撮影された金星の画像。コントラストを高めに調整(Credit: NASA/Jet Propulsion Laboratory-Caltech)】

スイスのジュネーヴ大学は1013日、ジュネーヴ大学サイエンス学部天文学科の研究者マーティン・ターベットさん率いる研究チームが、洗練された3D全球気候モデルを使って、古代の金星にはやはり海は存在しなかった可能性があることを明らかにしたと発表しました。

金星は地球によく似ています。地球と同じ岩石惑星で、大きさは地球とほぼ同じ、質量は地球の8割ほど、厚い大気を持っています。そのため地球の兄弟星と呼ばれています。

しかし、その環境は地球とは全く異なっていてまるで地獄のようです。大気の主成分は二酸化炭素で、地表での気圧は90気圧ほど、地表付近の気温は460℃ほど20kmほどにもなる硫酸の雲で覆われています。まさに地獄です。

しかし、近年の研究によって、数十億年前の古代の金星は海が存在し温暖な気候だった可能性があることが指摘されてきました。

そこで、研究チームは、地球の気候の研究などに使われる、洗練された3D全球気候モデル(three-dimensional global climate modelを初めて使って、40億年以上前に金星が形成されたときからの、このとき金星はまだマグマオーシャンに覆われていましたが、金星の気候をシミュレーションしました。すると、気温が高すぎるために、大気中の水蒸気は、雨滴になることができず、その結果、は形成されないことが解りました。

研究チームによれば、これは主に金星の夜側で形成された雲が、あたかも毛布のような働きをし、非常に強力な温室効果を発揮するために、これまで考えられていたよりも金星が冷えるスピードが遅くなるためだ、といいます。

ただ、研究チームによれば、どちらの見解が正しいかは、理論的なモデルを使ったコンピューター上のシミュレーションだけでは結論を出すことはできず、決着は、今後実施されるESANASAによる「DAVINCI+」などの金星探査ミッションによる実際の観測データに待たなければならないそうです。

Image Credit: NASA/Jet Propulsion Laboratory-Caltech

Source: ジュネーヴ大学プレスリリース/論文

文/飯銅重幸(はんどうしげゆき)

やはり海はありませんでしたか・・・。







米中の戦争は宇宙空間へ ~制宙権、制天権を抑えることを求めてのあくなき戦い~

NASA探査機、史上最も遠い天体を撮影 「雪だるま」型 
BBC News  
2019年1月3日http://wedge.ismedia.jp/articles/-/14967 

アメリカ航空宇宙局(NASA)は平成31年1月2日までに、無人の宇宙探査機ニュー・ホライズンズが、天体「ウルティマ・トゥーレ」へのフライバイ(接近通過)成功を確認したと発表した。 ウルティマ・トゥーレは、太陽系で最も遠い惑星である海王星からさらに20億キロ以上離れた、凍結した天体が集まる領域「カイパーベルト」内にある。地球からの距離は約65億キロで、人類の宇宙探査史上で最も遠い天体だ。 ニュー・ホライズンズが送ってきたウルティマ・トゥーレの画像には、大小の球が合体した、雪だるまのような姿が写っていた。
提供元:https://www.bbc.com/japanese/video-46743855 https://youtu.be/pxReqN-xB-E
※アメリカは火星の先、海王星の周囲のカイパーベルトまで探査機が飛びました。宇宙開発の分野ではやはりアメリカは世界の先進国ですな。

中国の無人探査機が月の裏側に着陸 制天権の獲得目指す「宇宙強国」

木村正人(在英国際ジャーナリスト)


月の裏側への軟着陸を目指して打ち上げられた探査機「嫦娥4号」

「戦略的能力の大幅向上」掲げる習近平

[ロンドン発]中国国営の中央テレビは、中国の無人探査機「嫦娥(じょうが=月に住む伝説の仙女)4号」が北京時間の3日午前1026分、人類史上初めて月の裏側への軟着陸に成功したと報じました。
月は地球を1周する間に1回転するので、いつも同じ顔を地球に向けています。今回の着陸地点は月の裏側の南極付近にあるクレーター「南極エイトケン盆地」。今後、地形や中性子の観測のほか、鉱物資源をはじめ地質学や生物学の調査を行う予定です。
前の「嫦娥3号」は2013年に、月の表側にある「雨の海」に軟着陸しました。しかし月の裏側を目指して先月8日に打ち上げられた「嫦娥4号」のミッションは、より複雑で危険を伴うものでした。中国は「宇宙強国」の地位を確固たるものにしています。
1710月、中国共産党第19回全国代表大会で、宇宙開発を担う中国航天科技集団公司会長は「20年までに軌道上を飛行する衛星を200基以上にし、打ち上げ回数を年30回前後にする」という目標を掲げました。
習近平総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は軍近代化ロードマップの1つとして「20年までに機械化を実現、情報化建設を進展させ、戦略的能力を大幅に向上させる」と宣言しました。
戦略的能力は「核戦力の質的・量的向上や通常兵器による精密打撃能力、さらには宇宙、サイバー、電磁スペクトラムにおける作戦も含む」(防衛研究所ブリーフィング・メモ184月号「第2期習近平体制下における中国の国防政策の行方」)とみられています。

制天権の獲得

中国が急ピッチで宇宙開発を進めるのは、民生だけでなく、軍事活用の狙いがあります。中国人民解放軍は、制空権や制海権だけでなく、「制天(宇宙)権」の獲得も目指しています。防衛研究所の報告書をもとに中国の宇宙開発の歴史をたどっておきましょう。

1949年、毛沢東が国家安全保障の目標として「両弾(原爆・水爆と導弾ミサイル)一星(人工衛星)」を掲げる
1956年、国防部に第5研究院を設立、本格的にロケット研究を開始
1970年、初の人工衛星「東方紅1号」の打ち上げに成功。打ち上げに使用した長征1型ロケットは弾道ミサイル「東風」を改造
197080年代、遠隔操作衛星や通信衛星を含む人工衛星を31回打ち上げ、うち失敗7
1984年、静止衛星「東方紅2号」の軌道打ち上げに成功
1980年代末、通信衛星、気象衛星を実用化。現在の主力である長征4型ロケットを開発
1988年、旧・西ドイツと衛星の共同開発
1990年代、実用衛星として通信衛星、遠隔操作衛星、気象衛星を打ち上げ。他国や外国企業の人工衛星の打ち上げサービス分野に進出
1999年、有人宇宙飛行用の宇宙船「神舟1号」を打ち上げ
2001年、初の宇宙白書「中国的航天」を発表
2003年、宇宙船「神舟5号」(搭乗員1人)により世界で3番目の有人宇宙飛行に成功
2005年、「神舟6号」(搭乗員2人)による有人宇宙飛行
2006年、新しい白書「2006年中国的航天」。5年ごとに次期5カ年計画期間の基本方針を発表
2007年、地上発射型ミサイルで99年に打ち上げられた気象観測衛星「風雲1C」を破壊。約1000個の宇宙ごみが周回。国際的な批判高まる
2008年、「神舟7号」(搭乗員3人)による有人宇宙飛行
2000年代、EU主導の測位衛星システム「ガリレオ計画」に参画。小型衛星開発で世界をリードする英サリー大学のサリー・サテライト・テクノロジー社と協力
2012年、「神舟9号」で女性1名を含む搭乗員3人が有人宇宙飛行。宇宙ステーション「天宮1号」とドッキング
2015年、戦略支援部隊を新設。サイバー戦や電子戦、宇宙からの作戦支援も含まれているとみられている
2016年、有人宇宙船「神舟11号」と宇宙実験室「天宮2号」がドッキング。宇宙飛行士2人が30日間にわたって実験を行う
2017年、中国初の無人補給船「天舟1号」を打ち上げ
201811月、宇宙ステーションのコアモジュール「天和号」を公開

中国の衛星はすでに284

米国の科学者団体「憂慮する科学者同盟(UCS)」の衛星データベースによると、1811月末時点で、活動中の衛星は計1957基。このうち米国は849基、中国が284基、ロシアが152基の順になっています。
こうした衛星網は、東シナ海や南シナ海から、太平洋やインド洋、海賊対策のため展開したソマリア沖・アデン湾での軍事作戦だけでなく、滞空型無人航空機を支援することができます。
さらに中国人民解放軍は衛星破壊能力にとどまらず、衛星に対してレーザーを照射したり、GPS(全地球測位システム)シグナルを妨害したり、サイバー攻撃を加えたりする能力も獲得している可能性があるそうです。
防衛研究所グローバル安全保障研究室の福島康仁研究員によると、制天権とは「味方の宇宙利用を維持する一方で、必要に応じて敵対者による宇宙利用を妨げること」を指しているそうです。
これに対して米国のドナルド・トランプ大統領は186月、宇宙における絶対優勢を獲得するため、宇宙軍創設の作業を始めるよう国防総省に命じました。今年2月の予算教書で、トランプ政権がどのような予算を示すのか注目されています。
しかし、中国の経済成長がこのまま続けば、宇宙開発競争における米国の劣勢は否めないでしょう。 (おわり)


※共産中国の宇宙開発を軽視するなかれ!ついに月面の裏側に探査機が到達しました。これでアポロ計画以来、独占されていた月面の裏側のデータを共産中国が単独で保持することになります。グレイエイリアンの基地があるとか、放棄された月面都市の存在、異星人の宇宙船など月面の裏側は謎とミステリーの宝庫です。アメリカがひた隠しにしてきた陰謀が共産中国によって「暴露」されるところもあるかもしれません。

月面の裏側に着陸した真の目的 1021
https://www.youtube.com/watch?v=tHK0wo9TOig

米中宇宙戦争はおこるのか?