森で殺したエイリアンは誰が持ち去ったのか?
(出典:『完全版世界UFO現象FILE』並木伸一郎著 学研パブリッシング 2011年3月)
1996年10月にジョナサン・リード氏は、アメリカのワシントン州カスケード山脈の山中を愛犬と散歩していたが、その最中に小型のUFOと小柄な異星人に遭遇したのである。
このとき突然走り出した愛犬を追いかけたリード氏は、そこでこの世のものとは思えないような光景を目撃することになった。小柄な異星人へむけて走り出した愛犬が異星人のところまでいくと格闘する格好となった。その時にリード氏の愛犬は、愕然とするリード氏の目の前で一瞬にして「白い粉」のような物体に変えられてしまったのである。
「このままでは自分もやられてしまう。」
身の危険を感じたリード氏は、落ちていた木片を拾うと、思いっきり異星人を殴りつけた。すると異星人はその場に倒れて動かなくなった。
その後リード氏は、何がおこったのか理解できず、しばらくその場でぼんやりとしていた。1時間ほどしてようやく我に返ると、持っていたVTRカメラで現場の撮影をはじめた。「白い粉」になってしまった愛犬、後頭部から流血し倒れている異星人、
するとどこからか空気の振動のようなものを感じ、慌ててふり返ると森の中に「黒い飛行物体」が浮かんでいたのである。飛行物体の大きさは長さ3m、幅1m、高さは60㎝程度であった。不思議なことに触れば低温やけどをおいそうなくらいの冷気を飛行物体から感じたという。
その後リード氏は異星人の死体を自宅へ持ち帰った。リード氏は死体を冷蔵庫で保存したため、次第に乾燥してミイラ状になっていった。
リード氏は、このミイラ化した異星人の死体をVTRで丁寧に記録している。傷口をみせ、口や瞼を開かせ、リード氏なりの検証を行ってみたのである。
異星人の身長は、約1.2mであった。
その後からリード氏は「謎の組織」の人間からつけ狙われることになったと主張する。
やがて「謎の組織」の男たちが訪ねてきて「すべてのものを渡せば助ける。拒否すればひどい目に会うぞ。」と脅しをかけてきた。
数日後に彼らの言葉通りに自宅の前に見慣れない黒塗りの車が停車し、二人の黒衣の男が降りてきたので、リード氏は恐怖のあまり自宅から逃げ出した。
その後に再び警告の電話があり、相手は自分たちが「ダークサイド」のメンバーであることを告げた。「ダークサイド」とはNSA(国家安全保障局)の内部におかれたUFOと異星人に関する事件の隠蔽工作組織であるという。再び自宅へ戻った時には、異星人の死体とカメラフィルムは既に消えていたという。
〈管理人より〉興味深い話です。90年代半ばにNSAが独自に異星人とETVについての調査機関をたちあげていたことがわかります。異星人についてのデータが民間人に漏えいしないように漏洩データの回収をはかったものでしょう。異星人の目的はわかりませんが、先に愛犬が異星人にかかってくれてリード氏は幸いでしたね。意表をつかれた異星人の目論見は達成できませんでした。愛犬が異星人に先制攻撃してくれなければ、リード氏は拉致されてダルシーの秘密地下基地に収容されていたかもしれません。
【動画】
宇宙人との死闘https://www.youtube.com/watch?v=i5zZjy2h4g8