「UFO宇宙航行学理論」の世界

 日本では、単なるミステリーとしてとらえられるUFOですが、本来UFOとは研究者がテーマをもって解明にとりくむ学術的な研究とされるべきものである。
 なぜ我が国ではバラエティ系統のテレビ番組でとりあげられるだけの「ミステリー現象」「不思議番組」としての価値しか与えられていないのか、その原因もまことに興味深いものがあるのですが、そこの解明はまた別の機会にとりあげることとして、ここでは代表的なUFO研究、UFO理解の学術研究を一つとりあげてみたい。
 内容はいささか古いという印象ももたれる方もおられるかもしれないが、UFOが宇宙空間に本来あるものであること、どういう意図をもって、或いは行動パターンなどを考えていくには、十分参考になる研究成果だと思う。


UFO宇宙航行学理論

イギリス・航空宇宙技師 T・ロイ・ダットン氏

【ダットン氏について】

航空機メーカーアヴロ社を振り出しに航空機産業界の開発設計部門のベテランメンバーとして実績をつみ、未来型航空機の設計研究と開発実験に取り組む。
1967年後半に地元近辺で連続多発したUFO目撃事件のデータを収集、現場調査を行う。UFOの関連書を読み漁る。
フランスのUFO研究家エイメ・ミシェルの「UFO直線定理理論」(同日発生事件の目撃地点は直線上に並ぶ)などをヒントに航空宇宙工学的に解析を行う。

【論旨】

UFOは、急加速、鋭角ターン、急停止など人知を超えた飛行性能を有する科学技術産物と定義できる。形状に明らかな種類があるが、すべて同じ推進原理で飛行するようにみえる。
UFOは、ほとんど無音で行動し、梢すれすれの低空を飛行する。急加速上昇して視界から消えることと含めてレーダー探知をさけるためと思われる。
目撃地点の分布は、おおむね磁北/磁南方向にのびる幅約10㎞のせまいベルト地帯におさまる。その中央線付近にははっきりみえる人工地形、当時開通したばかりの第6幹線道路が走っている。
以上を総合すると、イギリス北西部の新開発地域が半年間にわたり、「非人類干渉者」の綿密な組織的調査対象にされていた。状況証拠からこの干渉者は、地球外起源とみるのがもっとも妥当である。UFOの活動の論理的結論としては、「地球外起源の非人類干渉者による地球地表の組織的調査活動」といえる。

1980年代前半までの研究成果〉

地球上でUFOによる何らかの「査察プログラム」が定期的に反復遂行されていた。そしておそらく査察活動は、以後も継続されていることを確信する。
大気圏内で目撃される小型UFO(子船)は、主に宇宙空間で行動する大型UFO(母船)から地表の目標付近に送り込まれ、一定の任務期間(時間)がすぎると再回収されるらしい、とわかった。
活動の首尾一貫した戦略性、規則性からみて、UFOの査察活動はおおむね全自動化された人工知能的なロボット探査機である子船UFOによって実行され、それを収容する母船UFOが帰還し発進する基地施設は、おそらく太陽系内のどこかにあるものと推測した。

1990年代以降の研究成果〉

PC、インターネットの導入により、データ解析が簡単、迅速化する。
英米の有力なUFO調査組織の協力で、全地球的データベースから目撃日時、地理座標、報告状況などのデータを抽出し、解析、検証を行うと新たな事実が明らかとなった。

  母船は、地球の自転方向とは逆に、常に東から西への逆行コースをとって定期的に地表に接近する。

  母船が宇宙空間でとる地表への接近コースは、すべて地球赤道上の一連の定点と反復的に交差する。

  母船の地表接近コースは、北緯76°と南緯76°の間にある人類の居住地域全域をカバーできるよう地球の赤道面に対して明確に傾斜角度が異なる10通りの軌道面をもつ。特によく使われる地表接近コースは4通りあり、うち2コースは恒星を基準とし、方位が固定的である。あとの2コースは太陽を基準とし、年間を通じて方位が太陽方向、ないしその逆方向に移動する。

  母船の大気圏突入は、常に短期間、つまり部分的な軌道飛行で、規定された同じ超軌道速度(おおむね地球脱出速度=秒速11.2㎞)を守りながら、選択された目標地点付近の上空で、子船の送り出しと回収を遂行する。

  地表に降下した子船は、おそらく大半が無人ロボット探査装置だろう。一部は有人調査船で、標本の採集、または拉致、解放まで含む接近遭遇ミッションを完了すると、高空へ迅速に離脱し、次回またはそれ以降に接近する母船に回収される。

光速よりも速く移動するUFOに乗った人の体験談


宇宙飛行士エドガー・ミッチェルが語った異星人 ~アポロ14号のクルーたちがみたもの~

アポロ14号のクレーター探索
アポロ14号の搭乗員は、アラン・シェパード船長、スチュアート・ルーザー司令船搭乗員、エドガー・ミッチェル着陸船搭乗員の3人である。着陸地点は、月面の「雨の海」として知られるフラマウロ・クレーターの北方、48kmのところであった。

14号の主な任務は、月の岩石の採取で、特にフラマウロ・クレーターは、月面表側最大の衝突構造で、地球などの太陽系惑星が形成される時期に巨大な隕石の衝突でできたものと考えられていた。

そのためシェパード船長とミッチェル両搭乗員の採取した45㎏の月の岩石は、きわめて貴重なものとされたのである。

エドガー・ミッチェル飛行士が語る異星人

アポロ計画で月に向かった宇宙飛行士たちは、ヒューストンとの交信中の会話や帰還後のマスコミ取材などで、異星人とUFOに関する重要な体験を告白している。

 例えば、アポロ14号で月に到達した宇宙飛行士エドガー・ミッチェルは、地球に帰還した際に「月面では始終顔の向きを変えなければならなかったので、まだ首が痛い。・・・月にいるのは自分たちだけではなかった・・・祈るしかなかった。」と発言。月に「先住民=異星人」が存在している可能性を示唆した。

 そして200159日、ワシントンDCのナショナル・プレスクラブの大ホールで催された「ディスクロージャー・プロジェクト」(UFOの暴露計画)の講演会で、ミッチェルは新聞、雑誌、テレビなど総勢100名を超えるマスコミ報道陣が見守る中、「月を中継基地として、既に異星人が地球にきている。」と断言する。その後もミッチェルは異星人に関しての情報を明かした。

 さらに2008723日、イギリスのラジオ局のインタビューに応じた際に、「アメリカ政府は、過去60年近くに渡って異星人の存在を隠してきた。彼らは小さな人々と呼ばれており、われわれ宇宙飛行士のうちの何人かは、一部の異星人情報について説明を受けた。」と語っている。
 ミッチェルによると、異星人は「奇妙な外見をしており、小さな姿をしていて、大きな目と頭をもつ、いわゆるグレイに似ている。」という。

 また墜落したUFOをアメリカが回収したというロズウェル事件が真実であり、「政府は異星人の存在を60年間隠し続けていたが、徐々に事実が明かされていて、私のような真実を知る特権的な人間も何人かいる。」とまで語っている。

 ミッチェルいわく異星人の科学技術は、地球人を遥かに凌駕しており、「戦えば一瞬にしてやられる。」そうである。


 2013429日から5日間に渡って、ワシントンDCの全米記者クラブで開かれた「ディスクロージャー(UFO機密暴露)市民公聴会」の席上でも重要な発言がなされた。
「そのとおりだ。確かに宇宙船が墜落して、乗員の死体が回収されたことがある。われわれは宇宙で独りぼっちではなく、彼ら(地球外知的生命体)は大昔から地球にやってきている。」
 ミッチェルはNASAを退職後に断言した。
「在職中にETUFOの情報に触れることもあったが、当時は口外できなかった。だが、NASAや政府はそうした情報を今も隠しつづけている。」

 ディスクロージャー(秘密暴露)とは、UFOの問題の場合、政府や軍などの体制側のUFO秘密政策を内部告発する市民運動で、1990年代に医師でUFO研究家のスティーブン・グリア博士が、ミッチェルらと協力してプロジェクトとして発足させたものである。

 そして201626日、NASAは同年24日にアメリカのフロリダ州の医療施設でミッチェルが亡くなったと発表する。享年85歳。死因不明だったことから口封じされたのではないか、と噂されている。(参考引用文献『月の都市伝説』20171月並木伸一郎著 学研プラス)

※85歳で亡くなられたのなら大往生ですよ。わざわざ口封じするまでもないでしょう。ただ生前にNASA(アメリカ空軍)による情報戦略の片棒を担いでしまった、ということはあるかもしれません。


(画像)エドガー・ミッチェルがクルーだったアポロ14号。月面探査を行う宇宙飛行士たちを監視するかのように現れた発光体が写りこんでいる。





【記事紹介】
エイリアンの存在を公言した元NASA宇宙飛行士4人!
 「宇宙人は遠い昔から地球を訪れている」 
「米政府は彼らの存在を隠蔽している」 
2017.12.19 http://tocana.jp/2017/12/post_15431_entry.html 

 先日は日本人宇宙飛行士の金井宣茂氏(41歳)が搭乗したロシアのソユーズ宇宙船が無事に打ち上げられたニュースが報じられ、また一段階宇宙を身近に感じた国民は多いことだろう。  
人類の宇宙進出の歴史は早くも半世紀以上に及んでおり、その間に数多の宇宙飛行士たちが、ときには犠牲も払いながら、勇猛果敢にあの未知なる暗黒の空間へと飛び立っていった。そうやって常に最前線で宇宙を見つめ続けてきた宇宙飛行士たちだが、実は彼らの中にはエイリアンの存在を堂々と公言する者が少なくないことをご存じだろうか? 
今回はその中でも特に著名な4人の元宇宙飛行士たちを紹介していきたい。 

■月を歩いた6番目の男、エドガー・ミッチェル  
 1966年にNASAにより宇宙飛行士に選抜されたエドガー・ミッチェルは数多くの肩書きを持つ元宇宙飛行士だ。アポロ14号の乗組員であり、人類で月を歩いた6番目の男であり、作家であり、元海軍大尉であり、MIT(マサチューセッツ工科大学)では航空学と宇宙航空学の博士号を取得している。NASAや軍隊、そして学会との強いコネクションで知られ、常に精力的に活動した人物である。  
 残念ながら氏は2016年に亡くなってしまったが、生前は科学的には扱われない霊や意識の研究を支援するなど、氏の残した功績は大きい。また、数多くのメディアでエイリアンの存在を公言しており、印象的な数々の発言を残している。 
「私たちは宇宙で孤独な存在ではありません。“彼ら”は遠い昔から地球を訪れています」 「私は特権的な立場にあったので、この星には“ビジター”がおり、またUFOが現実であることを知ることができました」 
「NASA在籍中に私はエイリアンやUFOの情報に触れることがありましたが、NASAや米国政府はそれらの情報を隠蔽し続けています」
  http://tocana.jp/2017/12/post_15431_entry_2.html 

■“科学者”の宇宙飛行士、ブライアン・オレアリー  
 1967年NASAにより宇宙飛行士として選抜された“科学者”のうちの一人がブライアン・オレアリーである。他の宇宙飛行士たち同様に素晴らしい経歴の持ち主であり、NASAを離れた後は名門プリンストン大学で物理学の教授を務めていた時期もある。  
 オレアリー氏もまたエイリアンの存在を強く主張した元宇宙飛行士の一人である。残念ながら日本語字幕はないが、YouTubeで氏のインタビューを視聴することができる。 
「私たちが“コンタクト”されている証拠は豊富にあります」 
「“文明”はこの地球を長きにわたって訪れているのです」 
「彼らの風貌は物質主義的な西洋の価値観から見ると怪奇かもしれません」 
「“ビジター”たちは“意識”のテクノロジーを使いこなしています」

 UFOs - Brian OLeary 
https://www.youtube.com/watch?v=yO0T05kQkbs http://tocana.jp/2017/12/post_15431_entry_3.html 

■米国初の宇宙飛行士、ゴードン・クーパー  
 米国初の宇宙飛行士に選ばれた7人のうちの1人であるゴードン・クーパーも生前エイリアンの存在を主張していた。クーパー氏は米国初の有人宇宙飛行計画であるマーキュリー計画に参加したことで知られ、またSF人形劇「サンダーバード」の登場人物の名前の由来ともなっている、まさに宇宙の申し子のような人物だ。  
 インタビューでクーパー氏はこう語っている。 
「私見ですが、当時彼らはあれほどの機能を持った“乗り物”が存在することを一般市民が知ればきっとパニックを起こすと心配したのだと思います。だから嘘の情報を流すことに決めたのでしょう。すると、その嘘をカバーするためにまた一つ新たな嘘をつかなければならなくなる……。そんな言い繕いを繰り返しているうち、もはやどこをどうすれば良いのか、完全に逃げ道を失ってしまったのだと思います。今となっては、全てが虚偽であったこと……地球外由来の“乗り物”がそこら中を飛び回っていることを認めるのは、あまりに困難でしょう」
 An Astronaut's UFO Experience - Gordon Cooper 
https://www.youtube.com/watch?v=wsEd_b1C8DY http://tocana.jp/2017/12/post_15431_entry_4.html

■“もっとも教養のある”宇宙飛行士ストーリー・マスグレイヴ
  “もっとも教養のある”元宇宙飛行士として広く名を知られ、計6つの学位を保有するストーリー・マスグレイヴ氏。海軍を除隊後32歳までコンピュータープログラミングから医学まで幅広く学問を深め、その後1967年にNASAにより先述のブライアン・オレアリー同様“科学者”の宇宙飛行士として選ばれている。  
 宇宙服や生命維持装置の機能向上に尽力するとともに、計6度の宇宙飛行を経験したベテラン宇宙飛行士でもある。マスグレイヴ氏は数々のUFOの研究会や国際会議に参加しており、それらの席上で数多くのコメントをしている。そして他の元宇宙飛行士たちとは異なり、基本的に断定的な物言いは避けており、UFOやエイリアンの存在について確定的な証拠は示すことができないとしながらも、以下のようなとても興味深い発言を残している。 「技術革新という観点では、私たち人類の場合だと産業革命以来ですから、せいぜい100年か200年の歴史しか持っていません。しかしながら、いくつかの“惑星”、いくつかの“生命体”に注目してみると、彼らは技術を数百万年にもわたって発展させてきたと言わざるを得ません。何と言っても“彼ら”は惑星間移動をしていますから」  
 宇宙開発において常に人類の最先端のフィールドで任務にあたってきた宇宙飛行士たち。そんな彼らが地球外生命体の存在について数多くの証言やコメントを残している。これはいったい何を意味するのだろうか?  
 そして、そもそも彼らはいったい何を見て来たのだろう。本当にエイリアンは存在するのか? それとも、何か別の重大な真実を隠蔽するために、エイリアンの情報でカモフラージュしようとしている?  もしかすると、先日宇宙へと飛び立ったばかりの金井宣茂氏も、将来はエイリアンやUFOについて公然と話してくれるようになるのかもしれない。(文=池上徹) 参考:「Collective Evolution」ほか 

アポロ14号(NASA)
アメリカが隠し続ける宇宙人


元宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏「暴露」騒動拡大 

「米国政府は宇宙人存在隠ぺい」

 アメリカ航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士が、ラジオ番組で「宇宙人が何度か人類に接触してきたが、政府はそれを隠蔽してきた」などと発言、タブロイド紙などで報じられた。さらに、ロイター通信などの「主流メディア」も「後追い」し、騒動が広がってきた。

「私たちのうち何人かは、一部の情報について説明を受けることができた」

 

「宇宙人発言」の主は、1971年に打ち上げられた「アポロ14号」に搭乗したエドガー・ミッチェル氏(77)。ミッチェル氏は、アラン・シェパード氏とともに、9時間17分という月面歩行の最長記録を持っている。

   ミッチェル氏は2008723日に放送された英音楽専門ラジオ局の番組の中で、地球外に生物が存在することを信じているかどうかを聞かれ、

「私たちは(宇宙で)ひとりぼっちではないことを確信している」

と、宇宙人の存在を肯定。その上で、

「宇宙人が過去にこの惑星(地球)を訪問しており、UFO現象は本物だ、という情報に触れる機会があった。だが、この事実は約60年間にわたって、政府によって隠ぺいされてきた。だが、少しずつ情報はもれ、私たちのうち何人かは、一部の情報について説明を受けることができた」

と述べた。宇宙人の外見については、体は小さいが目と頭は大きく、「ハリウッド映画に出てくるものと似ている」のだそうだ。さらに、人類が持っている技術は、宇宙人のものと比べて「洗練されていない」とした上で、

「もし彼らが敵対的であったならば、人類は滅ぼされていたことでしょう」

と警告した。

   一方のNASAは、

NASAでは、UFOを追跡することはしていません。ミッチェル氏は偉大なアメリカ人ですが、私たちは、この件についてのミッチェル氏の意見を共有するものではありません」

と、「宇宙人訪問説」を否定した。