山道登れば宇宙人と遭遇!? 福島・千貫森
「UFOふれあい館」
福島市UFOふれあい館 福島市飯野町青木小手神森1の299。JR福島駅から車で約30分。入館料は一般400円、小中学生200円。利用時間は午前9時~午後5時。休館は毎週月曜日。(電)024・562・2002。※駐車場はどうなの?
例えばモアイ像の横顔のように見えるという「モアイ石」。そんな巨石を線で結ぶと「UFOの出没エリアになる」という都市伝説もある。実際、千貫森周辺では「発光体を見た」「円盤のような形の雲が出た」などの目撃情報が多く、「飯野」の名はUFO愛好家には有名だという。道路にはUFOの形をした街灯まであった。UFOで町おこしをしているのだ。
山々が迫る展望台
山道を登ると、ところどころに宇宙人の石像が建ち、山頂に着くと、UFOをかたどった展望台も。西に安達太良山(1700メートル)、北東には霊山(825メートル)の山容が迫る。なるほど、ここからなら、コンタクトを図る宇宙人の姿はすぐに分かる。
山の中腹にある「UFOふれあい館」は国内でも珍しいUFOや宇宙人に関する施設で、入り口壁面には膨大な関係資料が並ぶ。大半が日本のUFO研究の先駆者で、三島由紀夫や星新一と「空飛ぶ円盤研究会」を結成した故・荒井欣一氏の蔵書だ。氏の直筆原稿もあるが、ほかに日本語文献や洋書、『ムー』や『UFOと宇宙』などの専門誌のバックナンバーも。運営にあたる飯野町振興公社事務局長の菅野利男さん(68)によると、約4000点の資料を求め、東京などから訪ねてくるマニアも少なくないという。
うまいラーメンも
館内を巡ると、世界のUFO事件に関する解説パネルや各地で撮影された写真が展示され、驚いたことに大浴場まで2階にあった。「山登りの汗を流してもらうため」と菅野さん。向かいの「UFO物産館」では、あごだし(トビウオ)と川俣シャモを材料にした「とび魚ラーメン」(680円)も。これが目当てというマニアや家族連れも多く、「金をかけずにうまいラーメンと景色を楽しめたと喜んでもらえたら」と、菅野さんは館の魅力をアピールする。
それにしても、なぜ千貫森にUFOが出るのか。前館長の木下次男さん(71)は「低い山なのに、どこからでも山頂が見える。目立つんだね。ピラミッドのような形だから(UFOが)来るという人もいます」。
木下さん自身も25歳で登山中に目撃して以来、UFO研究にのめり込んだ。「空を見上げなければUFOは見つからない。余裕がなければ空は見ない。ホッとする時間があったら空を見てほしい。そういうことが忘れられているんじゃないかな」
UFOを探すことは、日常生活に違ったリズムを与えてくれるのかもしれない。ただ、残念ながら発見はできなかった。(内田優作、写真も)
UFO(ETV)を目撃したならば、コンタクトしてみましょう。気持ちでまず念じてみることです。
UFO(ETV)を目撃したならば、コンタクトしてみましょう。気持ちでまず念じてみることです。
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