ほとんどは天体、鳥、飛行機、ヘリコプター、風船、人工衛星です。
従来UFOとされているもののほとんどは、未確認飛行物体(UFO)ではなく、確認物体(IFO)です。IFOとは、惑星や流星などの天体、鳥、飛行機、ヘリコプター、風船、人工衛星などといったものです。
宇宙現象観測所センター所長北島弘氏が制作した自動観測撮影装置ロボット「SID-1」(シドワン)がUFO分野において新たな話題を呼んでいる。
「『SID-1』は大気圏内の宇宙や空中で何かの動きがあるとそれを検知し連続記録することができる。自動観測撮影装置ロボットです。自身が留守中でも睡眠中でも自動でずっと観測を続けます。これは24時間365日観測を可能にする世界でも類をみないUFO観測なのです。」
北島氏が「SID-1」を制作する大きなきっかけとなったのは、1968年、ワシントンDCの米国下院科学・宇宙航行学委員会の公聴会に出席した科学者たちがUFO探知追跡装置の開発を提案したことであった。
「私は、科学者たちの提案に共感しました。なぜならこれまでUFO画像とされるものを私がみるとほとんどが航空機、鳥や虫などの誤認でした。それに今や画像や動画の加工、編集、作成が誰でも容易にできることから、UFOのフェイク画像や動画が世界的に蔓延しています。何の科学的データもない状態で何でもかんでもUFOであるとしてしまう風潮はよくないと思いました。」
やがて高性能のカメラやPCが入手できるようになったこともあり、北島氏は2014年に世界初UFOの自動観測ロボットシステム「SID-1」を完成させた。それと同時に宇宙現象観測所センターをたちあげたのである。
「SID-1」がとらえた映像の99.9%はIFO(確認物体)であり、残りの0.01%はUFOであるという。もちろん「SID-1」が撮影したUFO画像には加工編集は一切行っていない。北島氏自身も所属する世界最大のUFO団体「MUFON」のUFOのエキスパートたちが「SID-1」のUFO画像を分析したところ本物のUFOと認定している。
また「SID-1」は次々と未知のUFO画像を撮影している。例えば、2015年11月5日12:03に撮影された東京の超高層ビル群の上空に出現したUFOは、100分の4秒という瞬間に悠然と現れたかと思うと、出現から100分の3秒には消えている。
このように「SID-1」で撮影されたUFOのほとんどは、肉眼ではとらえることができない超高速で瞬間移動するものが多い。
つまり「SID-1」は、異空間を移動するUFOの出現と消滅の瞬間を世界で初めてとらえたという偉業を成し遂げたといえる。
「今後は徐々に日本全国及び世界中での『宇宙現象観測所(SPOC)』の自動観測ネットワークを構築し、マルチポイント同時自動観測網を整備できればと計画しています。」
最先端の科学技術を駆使してUFOを探求する北島氏であるが、「SID-1」は現在も北島氏の高層マンションに設置され、24時間東京の上空を監視して、映像で記録し続けていある。
SID-1動画
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