2018/7/3 http://mnsatlas.com/?p=37065
先日、日本の小惑星探査機が小惑星リュウグウに到着。周回しながらサンプルの採取など調査を行い、2020年に帰還する予定だ。そんな小惑星は未だ解明されていない点も多い。以前本アトラスでも紹介した不思議な小惑星オウアムアも謎多きものだ。
2017年10月19日に観測されたオウアムアの大きさはニューヨークのエンパイア・ステート・ビルと同程度で葉巻型、内部は燃焼しているようで赤い光が漏れているという。速度があまりに早いことと極端な軌道から、銀河の外から来ているのではないかと考えられたこともあった。まるで葉巻型UFOのようだが、オウアムアは現在加速しながら太陽系内を移動しているそうだ。
関連動画 Is ‘Oumuamua an Interstellar Asteroid or Comet?
https://youtu.be/PYxhxUik5PY
オウアムアは毎秒30kmの猛烈な速度で太陽系内を移動中だったのだが、欧州主導のチームが、水曜日のNature誌で報告したところによると太陽系内の太陽や惑星の重力以外の何かがオウアムアに作用して速度の上昇を引き起こしているというのだ。研究者らからは、この加速の増加は彗星の挙動と一致しているという見解が出ている。
NASAのジェット推進研究所のDavide Farnocchia氏は、オウアムアの加速力は「オウアムアの表面から放出された気体物質の噴流」によって引き起こされた可能性が高く、彗星に近い挙動であると述べている。ハワイ大学の天文学研究所の共同研究者である天文学者カレン・ミーケ氏からも、オウアムアは実際は彗星であり小惑星ではない可能性があるとの推測が出ている。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部) 画像&動画 ©NASA Goddard YouTube
〈管理人より〉新たなタイプの「彗星」でしょう。近年の天文学の新たな成果として記憶していいかと思います。しかし特異な「彗星」であるために、UFOではないかという論理もどうしてもあります。危機管理の公務に関わる方たちが国家安全保障の問題としてとらえるのは当然のことです。彗星の軌道が地球にかかるようだと人類の生存に関わる大問題ですからね。オウアムアについては、機密にせず積極的に情報公開して対策を講じておくべきです。
小惑星オウムアエアは超巨大な宇宙船だ!
(『ヴィジュアル版超神秘UFO・異星人図鑑』並木伸一郎著 学研プラス 2018年7月)
2017年10月19日、ハワイの天体観測所の望遠鏡で、太陽系外から飛来したとみられる観測史上初めての恒星間天体「オウムアエア」(ハワイの言葉。「最初の使者」、「斥候」の意味)が発見された。公式には、小惑星と発表されたが、その巨大すぎる天体の正体は実は超巨大な「エイリアンの宇宙船」であった可能性があるという。
発見されたオウムアエアは、全長約400m、幅約40m、縦横比が10対1という葉巻型をしている。そして外殻が厚さ50㎝の炭素の層で覆われ、内殻が恒星の熱から守られる宇宙船のような構造になっているとみられる。そうしたことから異星人が潜んでいるかもしれない、と注目されたのである。
さらに宇宙船説を裏付ける証言もある。アメリカ国防総省の要請で、2007年からUFOの極秘調査に関わった軍事情報担当ルイス・エリゾンド氏が2017年12月にCNNニュースに登場した際「オウムアエアは、国家安全保障に影響する可能性がある脅威である」と述べたのである。さらに世界的理論物理学者である故スティーブン・ホーキング博士も宇宙船であると確信したらしく、研究チームを組織するに至る。
研究チームは、博士が逝去された後もアメリカ・バージニア州にある世界最大の電波望遠鏡を用いてオウムアエアから発せられる電磁シグナルをキャッチしようと試みている。
現在、秒速44㎞というすさまじい速度で太陽系から遠ざかっていると観測されているオウムアエア。実は、地球の偵察、という目的を持った超巨大葉巻型UFOであったとは考えられないであろうか?
2135年巨大小惑星地球衝突の危機 人類は生き残れるか?
「宇宙人が送り込んだ偵察UFO」ハーバード大学が“謎の葉巻型”天体オウムアムアの正体に結論!具体的な“推進技術”も発覚!
画像は「Daily Mail」より引用
2017年10月19日にハワイの望遠鏡によって初めて発見された謎の恒星間天体“オウムアムア”。発見当初から、彗星とも惑星ともつかない謎の天体に世界中の研究者が驚きの声を挙げ、その葉巻型の形状から宇宙船だとも噂されていたが、この度、米・ハーバード大学教授らの研究により、オウムアムアが「宇宙人の偵察船」である可能性が浮上した。
研究チームのハーバード大学エイブラハム・ローブ教授は、今年1月にも、オウムアムアが宇宙人が飛ばした小型宇宙船である可能性を指摘していたが、この段階ではオウムアムアの推進力は分かっていなかった。
その後、オウムアムアが太陽に接近するとともに加速していたことが判明したことで、ローブ教授は推進力について1つの可能性に思い当たったという。この度、その研究成果を11月1日付で米コーネル大学運営の学術論文サイト「arXiv」に公開した。タイトルは「オウムアムアの特異な加速は太陽の放射圧で説明できるか?」である。科学ニュース「Universe Today」(10月31日付)を参考に内容を簡潔にご紹介しよう。
問題の太陽放射による加速は、現実的なアイデアとして宇宙開発にすでに取り入れられており、たとえばJAXAは、太陽放射で加速する惑星間凧宇宙船「IKAROS」を開発中だという。ローブ博士らは、オウムアムアもこのメカニズムを使って加速したのではないかと考えたそうだ。
そこで、研究チームは、太陽放射によって加速でき、恒星間を無事に移動できるだけの物体の形状や厚さを算出したところ、わずか0.3~0.9mmの物体でも可能ということが判明したという。全長400mのオウムアムアは十分すぎるサイズだろう。
では、オウムアムアは人工物であるか? ローブ博士の答えはYESだ。
「オウムアムアは宇宙船である可能性があります」(ローブ教授)
「より面白いシナリオは、オウムアムアが宇宙人が地球に送り込んだ偵察船だというものです」(同)
「より面白いシナリオは、オウムアムアが宇宙人が地球に送り込んだ偵察船だというものです」(同)
画像は「Daily Mail」より引用
だが、宇宙で知的生命体の証拠を聴くプロジェクト「ブレイクスルー・リッスン」は、オウムアムアから何の信号も拾えなかったため、正常に機能していない偵察機である可能性があるという。もし正常に機能していれば母船と通信しており、その際に電波が検出されるはずだからだ。しかし、それでもオウムアムアにはたまらない魅力があるとローブ教授は語っている。
「地球外で作られたもののスペースジャンクが存在するとなれば、『我々は一人ぼっちなのか?』という長年の疑問への肯定的な答えになるでしょう」(同)
オウムアムアはすでに地球から遠く離れてしまったが、これからも次々と“偵察船”が地球近傍に出現する可能性は十分にあるだろう。次こそは地球外生命体が存在する決定的な証拠が見つかることを祈りたい。
(編集部)参考:「Universe Today」、ほか
(編集部)参考:「Universe Today」、ほか
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