火星の大自然の謎 ~人類の第二の故郷となりうるのか?~


赤道半径:3396km
質量:地球の約0.11倍(地球は5974×10の24乗㎏)
密度:3.93g/㎤
赤道重力:地球の約0.38倍(地球は9.8m/s2)
公転周期:687日
自転周期:24.37226時間
太陽からの平均距離:2億3000万㎞

一見すると火星は「不毛の惑星」
 火星を地球から望遠鏡で観測すると、赤茶けた色で確認できるが、これは一般的には火星の地表面が酸化鉄(赤さび)を多く含有する岩石で覆われているためであると説明される。
 地形は渓谷やクレーターが存在し、太古の昔の海洋や河川の痕跡も確認されている。しかし現在は、液体の水の存在が確認されたため、現在の地形と考えていいだろう。火星には太陽系最大といわれるオリンポス山があり、その標高は富士山の7倍にも及ぶ27kmであるという。(富士山の標高は3776m)
 直径は地球の約半分、質量も役10分の一程度しかなく小ぶりな惑星である。極付近は「極冠」といわれ、ドライアイスが積もる現象が確認されている。

 地球に四季があるのは、自転軸が公転軸に垂直な方向に対して傾いているからであるとされているが、これは火星も同様である。火星の場合は25°傾いているとされる。

 大気組成は、ほとんどが二酸化炭素であり、大気圧は6~9ヘクトパスカルと非常に薄い。平均気温は-43°というから、人間の生存に適した惑星とは言い難い。火星には「黄雲」と呼ばれる凄まじい砂嵐が頻発している。

※公表データを信じれば、火星はとても地球人類が居住できるような環境ではないでしょう。しかし火星の公表データが多くの世間一般の人類に「とても住めない」環境だと思わせるように情報操作されたものだとしたらどうでしょう?
本当は火星は、人類が違和感なく居住できる環境が存在するのかもしれません。

火星・バレンタイン極秘テープ(第三の選択の謎・米ソで火星へ極秘移住計画を進めていたといわれる。その共同調査の際のものといわれるテープ。地球と同じような景色の場所と地中を蠢く生物の様子がみえる。)
1962年5月22日
温度摂氏4° 風向南西 風速時速21km 気圧707.7ミリバール
火星の映像でまちがいなければ、人類が初めて観測した火星の気象データでしょう。

火星・キュリオシティ映像

ヴァイキング1号が配信した火星の空は「青色」だった ~なぜかNASAが修正~

「火星探査機が撮影した膨大な画像のうち、99%は公開されていません。NASAのサイト等で公開される画像は、全体の1%未満ですよ。」

 NASAが隠蔽を前提に宇宙探査事業を行っていること、機密のミッションは米空軍との共同作業である。一般公開される画像といえども画像の解像度を下げたり、色調を補正したりするなどの細工がされているといわれる。

「現在の技術では、クリアな画像を撮影することは可能ですが、NASAは意図的に解像度を落として公開しているといわれる。これは公開が可能と判断された画像であっても丹念に調べられたらあってはならないものが発見される可能性があるからである。」

 実際にNASAが公開した画像の中には、あってはならないものが多数映り込んでいる。それは画像加工されるが、そこに隠蔽の証拠が見いだせる。

「1976年火星探査機ヴァイキング1号が火星の地表に着陸。火星の風景を世界で初めて配信しました。それまで火星の風景といえば、赤茶色の荒涼とした地表と空がよく知られていました。ところが着陸機が火星のクリュセ平原に着陸した直後に送られてきた画像には、はっきりと青空が写っていた。」

火星・マリネリス渓谷


 しかしその後NASAが配信してきた画像は、赤茶けた風景に戻されていた。
「当時の探査機が2台のカメラで撮影しており、それぞれ異なるフィルターが取り付けられていた。この2台のカメラからモノクロ画像として送信されたデータを解析し、カラー画像化していた。その結果火星の空は青かった、ところが何か都合が悪かったのか、その後は赤いフィルターがかけられ、画像が修正されるようになった。」
かくしてここから火星に関する隠蔽工作が始まった。

特定の状況下で液体の水が存在する火星

 2015年9月29日にNASAによって画期的な発表がなされた。
「火星には、特定の状況下での話だが、液体の水が存在していることを発見した。」
「火星はこれまで我々がイメージしていたような乾いた不毛の惑星ではなかった。」

これは、NASAが大衆が火星について「荒涼とした砂地と岩石が続く赤茶けた惑星」というイメージを持つように世論誘導してきたからである。(ある種のプロパガンダ)

1970年代に実行された火星探査ミッション「ヴァイキング計画」の時点でNASAは、火星の本当の姿を把握していた。その実態を隠蔽するために徹底した情報統制を行い続けてきたのです。」

「水は、個体と液体では天と地ほどの差があります。水が液体で存在するということは、大気の濃度、組成、適当な気温、といったことがクリアされていなければならないからです。液体の水が存在するとは、海も川も湖も存在している可能性が高いわけで、さらには植物が繁茂し、生物が棲息している可能性もあるわけです。」

動画・火星に水が存在した!
液体の水によって塩の堆積物が造られていた(茶色い)。鉱物が輝いて青くみえる。(青)

地表から失われた火星の水、その多くが地殻に取り込まれている可能性

sorae

2021/03/23 23:23地表から失われた火星の水、その多くが地殻に取り込まれている可能性 (msn.com)

© sorae 火星探査機「バイキング」のオービター(軌道船)が撮影した約100枚の画像をもとに作成された火星の全体像(Credit: NASA/JPL-Caltech/USGS

 火星の地表はとても乾燥していますが、かつては海が形成されるほどの水が液体として存在していたと考えられています。火星では液体の水が形成に関与したとみられる地形も見つかっており、一部の水質は生命の生存に適していた可能性も指摘されています。

火星表面の水は、主に大気の上層から宇宙へと散逸することで失われたと考えられてきました。しかしカリフォルニア工科大学のEva Schellerらの研究グループによると、地表に存在していた水のうち3099パーセントが今も火星の地殻に閉じ込められている可能性があるようです。


 水は宇宙に散逸しただけでなく地殻にも取り込まれているかもしれない

 研究グループはアメリカ航空宇宙局(NASA)によるこれまでの火星探査ミッションや隕石のデータをもとに、時代とともに変化した火星の水の量や現在の火星における大気や地殻の組成を分析しました。特に注目されたのは、水分子を構成する水素とその同位体である重水素の比率です。

水素の大半は陽子1つの原子核を持ちますが、自然界にごくわずかに存在する重水素陽子1つと中性子1つでできた原子核を持っています。研究グループによると、中性子を持つ重水素よりも持たない水素のほうが軽くて大気から散逸しやすいため、大気を通じて水が失われたとすれば重水素が占める割合は増えることになるはずだといいます。

分析の結果、水が大気から散逸しただけでなく粘土や含水鉱物の形で地殻の内部にも取り込まれたとすれば、重水素の割合や過去に存在していた水の量を説明できることがわかったといいます。研究グループによると、火星には地表全体を1001500mの深さで覆うほどの量の水(地球の大西洋を満たす海水の半分ほどの体積)があったものの、循環していた水の量はノアキス紀(約41億~37億年前)に4095パーセント減少し、約30億年前には現在のレベルに達したとされています。

プレートテクトニクスがある地球の場合は地殻が沈み込んだり新たに生成されたりしており、地殻に取り込まれた水は火山活動などによって大気中に放出されることで循環しています。いっぽう、火星ではプレートの運動が存在しないため、一度地殻に取り込まれた水が再び放出されることはなく、地表が永続的に乾燥する環境に至ったと研究グループは考えています。

関連:太古の火星の水はなぜ失われたのか? 砂嵐が関係していた可能性が浮上

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/USGS

Source: NASA/JPL

文/松村武宏

火星は、「死の惑星」ではありません!「猿の惑星」かも・・??

成功率3割以下、「火星探査ミッション」の歩み
火星探査はソビエト連邦から始まる

1960年代に火星軌道にむけて探査衛星を打ち上げている。しかしこの試みはすべて失敗する。1962年~1973年まで「マルス計画」として7機の探査機を打ち上げているが、どれも火星地表面に着陸機を投下した瞬間に、通信が途絶えてしまっている。

ソ連崩壊後、ロシア政府は、2011年に火星の衛星フォボスへの探査プロジェクトが失敗している。
「火星探査は、とても難易度が高い。それは探査機を制御するための電波信号の送受信に最大20分程度かかるからです。ソ連とロシアはもとよりけん引していたNASAも当初は失敗続きでした。」
「NASAの火星探査は、ヴァイキング計画が有名ですが、それ以前のマリナー計画で火星全土の8割近くを上空から探査しています。その時にNASAは、火星に点在する古代文明の痕跡を確認していたはずです。」

ヴァイキング計画以降の火星探査計画
1992年マーズオブザーバー/失敗
1996年マーズ・バスファインダー
1998年マーズ・クライメイト・オービター/失敗
1999年マーズ・ポーラ・ランダー/失敗
※2000年以降も火星探査は、次々と打ち上げられる。
「マーズ・オデッセイ」(探査機)
「オポチュニティ」(探査車)
「マーズ・リコネッサンス・オービター(探査機)」
「キュリオシティ」(探査車)

技術的上の問題から、各国の火星探査機の7割近くがミッション途中で行方不明になるとされているが、その中には「裏ミッション」による故意の行方不明も含まれているかもしれない。

不毛の惑星とされる火星には現在も植物が繁茂している!?
段階的に情報を解禁か!?

火星には、液体の水が存在する。2015年9月にNASAが衝撃の発表を行った。
「そんなことはとうに分かっていたことです。2030年代に予定されている火星有人探査にかかる莫大な予算を得るために、遅ればせながら水に関する情報を解禁したまでです。

NASAは、設立の理念となった文書に従い根幹の機密情報は隠し続けるでしょうが、元NASAの職員によると今後“水の存在→微生物の存在→昆虫→小動物の存在”と情報を段階的に解禁する予定のようです。有人探査の結果と世論の印象を検討して初めて火星に文明が存在したことを明かす計画であるといいます。」

火星の自然の事実として明らかなことは、「火星には現在も川が流れ、植物が生い茂っている地域がある。」ということです。



※もし火星に植生の分布がみれらるならば、大気中に酸素があるはずです。今や火星の空の色がスカイブルーであることはキュリオシティの映像などから明らかですが、大気中の酸素分子が乱反射することによって空が青くみえるということがありますから、「空が青い」ということは「酸素がある」ことを示しているはずです。
 また冒頭で、火星が「赤茶けて」みえるのは酸化鉄を多く含んだ土壌のせいだということにふれましたが、土壌が酸化鉄を含むということは、大気中に酸素があるということですね。植生があり炭酸同化作用で酸素が供給されているならば、我々と同じように酸素を取り込んで生きている生物がいたとしてもおかしくありません。火星で生命体が確認されるのはそんなに遠いことではないように思います。

火星の植生と考えられる画像
 おそらく火星の南極付近の衛星画像。素直にみれば植生分布ですね。割と木立の高い木々なのではないでしょうか?
やはり木立の高い木々かと思いますが、下の砂地に風のあとがみえるため、砂地から直接繁茂しているようにみえます。きれいにラインにそって繁茂しているから、地下水脈にそって繁茂しているのではないでしょうか?
 
有名な火星の湖の画像。湖と思われるところを囲んで植生が繁茂している様子がみえます。これが湖だとすると火星の植生分布の特徴がうかがえます。砂漠の中の「湖畔はオアシス」といえるでしょうか?
https://youtu.be/jGWDYO973GA?t=46 



カラー映像でみる火星の「グリーンな」風景
天然画像
無人火星探査機のオポチュニティ号が撮影した火星の写真。1970年代のバイキングの定点撮影の写真にもこの「緑色の区画」は撮影されていて、その際には、「季節ごとに緑が消えたり出現したり」していたことがフレッド・ホイル博士の著作に書かれています。

 合成画像
この画像は、オポチュニティーが火星太陽日第901日目に撮った画像の一部です。
ビーグルクレーターの端を撮っていますが、空の青さはそのようなものもしれないけれども、遠景の大地が緑が濃いですねぇ。火星にも植物が所狭しと生きていたりして・・・
んな、ことはないようです。
RGB
合成データが、近赤外線フィルター、CCD緑集積フィルター、紫外線フィルターだったので、当日のカラーチャートの同じデータを参考に合成してみたのですが、このような結果になりました。
緑の大地は、地球の砂のような小さい粒子の風紋堆積物です。
この緑のように見えるところをオポチュニティーが接近撮影していますので、比較できるかもしれません。(出典:メタトロンのブログ

 天然画像
(出典:ナンチョ動物園

極秘映像 NASAによる火星有人飛行 "NASA Top Secret video of Mars" 
https://www.youtube.com/watch?v=C8t65eOh7no
※どこまで本当なのか?巧妙なフェイクであるのかもしれませんが・・。

やっぱり過酷。地球の生物で火星を「汚染」する可能性は低そう
sorae
2020/05/15 18:13 https://www.msn.com/ja-jp/news/future/やっぱり過酷。地球の生物で火星を「汚染」する可能性は低そう/ar-BB1470Jy?ocid=spartandhp
© sorae 氷に覆われた火星のクレーター(Credit: ESA/Roscosmos/CaSSIS
火星に着陸する探査機や探査車は、地球の微生物を持ち込んでしまうことがないように、打ち上げ前に滅菌処理が施されます。今回、もしも地球の生物が火星にたどり着いてしまったとしても、そのままでは長期間生存するのは難しいとする研究成果が発表されています。
火星の表面には時期によって冷たい塩水があるかもしれない
火星は気圧も気温も低いため、水(真水)は液体の状態を保てません。いっぽう塩水の場合は蒸発する速度が遅く、塩分濃度が高くなるほど凝固点が低くなるため、火星の地表や浅い地下でも液体として存在し得ると考えられています。
Edgard G. Rivera-Valentín氏(大学宇宙研究協会、アメリカ)らの研究チームは今回、現在の火星の表面に塩水が存在できるかどうかを検証しました。その結果、火星表面の40パーセント以上の地域では、火星の1年のうち最大で2パーセント程度の期間、最大6時間ほど連続して液体の塩水が存在する可能性が示されました。
© sorae 塩水が存在し得る地域を示した図。色は塩水が存在できる長さを示す(最大で火星の年間2パーセント)(Credit: Rivera-Valentín et al. (2020)
宇宙探査を実施するにあたり、探査対象の天体を地球の生物で汚染してしまったり、反対に探査対象の天体に由来する生物を地球に持ち込んでしまったりすることがないように、どのような措置を講じるべきかを定めた「惑星保護方針(Planetary Protection Policy)」というガイドラインが国際宇宙空間研究委員会(COSPAR)によって作成されています。
特に火星の場合は表面付近に今も液体の水が存在する可能性があり、条件が整って地球の生物が生存・繁殖することが懸念されていました。研究チームによると、2008年に着陸したNASAの火星探査機「フェニックス」が撮影した画像から、機体の一部に塩水の水滴とみられる付着物が確認されたといいます。
© sorae 火星探査機「フェニックス」が撮影した画像。左上に見える着陸脚の支柱に塩水とみられる付着物が写っている(Credit: Marco Di Lorenzo, Kenneth Kremer, Phoenix Mission, NASA, JPL, UA, Max Planck Inst., Spaceflight

ただし、今回の研究では塩水の温度が摂氏マイナス48度を上回ることはないとしています。これは前述のCOSPARが予防措置を講ずるべき地域を定義するうえで示した摂氏マイナス23度を下回っており、仮に地球の生物が火星に持ち込まれたとしても、生存・繁殖するには至らないとみられています。
もっとも、人類がまだ知らないだけで、現在の火星でも生存できる極限環境微生物が存在しないとは言い切れません。「地球にはこうした環境でも満足できる未知の生物がいるかもしれません」と語るRivera-Valentín氏は、地球の生物による汚染のリスクが低いことは示せても、リスクがないとは言い切れないとしています。
Image Credit: ESA/Roscosmos/CaSSIS
Source: USRA/ Nature
文/松村武宏

火星の最新動画 火星探査機オポチュニティからの映像です。シンプルですがかえって美しい。果たして火星に異星人が存在するのでしょうか?

新:4Kの火星
https://www.youtube.com/watch?v=ZEyAs3NWH4A

「第三の選択の謎」~ ソビエト連邦はなくなってしまっていますが、この一時世間を騒がせた人類移住計画とは何だったのでしょうか?

木曜スペシャル「第三の選択」 
https://www.youtube.com/watch?v=48-CtEuMeRA  
第三の選択 Alternative3 
https://www.youtube.com/watch?v=yOfUdmTFloY  
米ソ S.S.P ドキュメント - 第三の選択 / サイエンス・レポート (1977) https://www.youtube.com/watch?v=th4Ku4-f5i4  
【極秘】ソ連 有人火星周回飛行フィルム 
https://www.youtube.com/watch?v=X73XmvKb-uU 1971年から1972年にかけてソ連が極秘に実施したとされる火星への有人周回飛行フィルムです。YouTubeに以前アップされていたものが削除されていたので転載します。http://ponkotsu418.jugem.jp/?eid=11

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