1996年1月20日午前8:00にミナスゲライス州ヴァージーナの消防署に、公園に奇妙な生物がいる、という電話が入った。
ブラジルではこうした野生動物の出現は珍しい話ではない。消防署隊員はいつものようにトラックを現場に走らせた。
午前10:00、公園の裏手の森で、彼らはその「生物」を発見する。しかしそれは今までにみたこともないような奇怪な姿をしていたのである。
身長は1mほどであり、前かがみに直立歩行をし、頭には奇妙な3つの突起物が存在した。眼は血のように真っ赤であり、皮膚は脂ぎったようにテカテカと光っている。ただし、どこかケガでもしているのか、動きはとても弱々しかった。
この姿に消防署員たちはさすがにたじろいだのだが、なんとか捕獲に成功する。捕獲作業の間、この謎の生物はハチの羽音にも似た「ブーン」という唸り声を発していたといわれる。
また公園周辺は、ブラジル陸軍の兵士たちによって封鎖され、厳重な管理下におかれた。だが事件はこれでは終わらなかった。
同じ1月20日午後3:30すぎに公園のすぐ隣り合わせの場所で、公園で捕獲されたものと全く同じ「生物」が3人の少女たちによって発見されたのである。この「生物」もまた消防署員によって捕獲されたが、注目すべきはその後の扱いである。
まず公園で捕獲された「生物」は、軍関係の施設に運び込まれ、その後については一切不明である。ところが公園近所で捕獲された「生物」は、通常の病院に搬送され、翌日の21日の午後に息をひきとった、という記録が残されている。
しかも病院内では、医師や兵士、警察関係者など多くの人たちに目撃され、死後には検視まで行われたといわれる。
2体の「生物」の正体は何なのであろうか?
まず考えられるのは、UFOの搭乗員=異星人ではないか?という可能性がある。現地のUFO研究家によると、当時のブラジルでは、UFOの墜落事故が起こっていた可能性が高いという。
同じ時期にアメリカ軍は、ブラジル領空内を飛行するUFOをしばしばレーダーで捕捉しており、ブラジル政府に通報することが多かったと証言する元軍の関係者もいる。そうした情報の中にUFOの墜落を警告したものが存在したという。
従って発見された「生物」も墜落したUFOに乗った搭乗員であったのではないか?というのである。
さらにブラジルで3ケ月後に捕獲されたものと似た「生物」が目撃されたという情報がある。
ブラジルでのUFO動画
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